sum_udetokei002.jpg 腕時計に電話の機能を詰め込む――。そんなちょっと近未来的な発想の製品が実際に形となったのは、1990年代後半のことだ。1996年にはNTTが腕時計型のPHSを開発し、1998年の長野オリンピックでは会場係員が実際に腕時計型のPHSを使用。2003年にはNTTドコモが腕時計型PHS 「WRISTOMO」の一般販売に踏み切り、2006年にはアサヒビールの景品として、ウィルコムのW-SIMを使うと腕時計型PHSになる「未来型スーパーワンセグ TV Watch」が登場したこともあった。しかし、いずれも一時的に話題になるのみで、一般化も定着もしないまま、10年以上の月日が流れ現在に至っている。
real3dw1002.jpg 昨年9月にドイツ・ケルンで開催された「フォトキナ2008」に試作機が出展され、話題を呼んだ富士フイルムの3Dデジタルカメラ「FinePix REAL 3D」が、「FinePix REAL 3D W1」として正式発表された。同機は専用メガネを使用せず、裸眼の状態で“飛び出す写真”(立体写真)が簡単に撮影できるのが特徴。高画質で自然な3D映像(静止画・動画)を撮影・再生できる世界初のコンパクトデジカメだ。8月8日に発売で、価格は6万円前後の見込み。
bad_mobile002.jpg 日本だけでなく、世界にも目を向けると、実にたくさんのケータイが次々と発表されている。その中には実際に商品化には至っていないコンセプトモデルも多々含まれているが、ノキアが先日発表したコンセプトモデル「NIBIRU」は、これまでのノキア端末とも一線を画す独特なデザインで注目を集めているようだ。
nobori_usb002.jpg 若い女性を中心とした昨今の戦国ブームによって、かつては考えられなかったような“戦国グッズ”が次々と登場している。年配のマニアにとっても、若いファンにとっても喜ばしい状況となっているが、そうした中、「ネコのしっぽメモリー」や「呪いのわら人形USBメモリー」など、一風変わったデザインのUSB メモリを販売するアクテブライズから、戦国武将の“のぼり旗”をモチーフにしたUSBメモリ「のぼり旗USBメモリー」が登場した。全17種類で、価格は 2GBが2,980円、4GBが3,980円、8GBが4,980円。「アクテブライズ楽天市場」で販売されている。
vaio_w002.jpg 東芝や富士通、NECと、日本の各メーカーも本腰を入れ始めたネットブックに、いよいよソニーが本格参戦する。ソニーは今年1月、ネットブックに近い新しいジャンルのポケットスタイルパソコン「VAIO type P」を発表して話題をさらったが、7月7日に発表した「VAIO W」は正真正銘のネットブック。パールの輝きが上質なイメージのホワイトモデルを8月8日から、甘酸っぱいベリーをイメージしたピンクモデルを8月22日から発売する。価格は6万円前後(直販価格は59,800円)となる見込み。
korgds10plus002.jpg 昨年7月に発売され、ネットの話題をさらったAQインタラクティブのニンテンドーDS向け音楽ツールソフト「KORG DS-10」。1970年代後半に電子楽器メーカーのKORGから発売されたパッチング式アナログ・シンセサイザーの銘機「MS-10」のエミュレーションエンジンを搭載したソフトだが、この「KORG DS-10」の機能を強化した「KORG DS-10 PLUS」が9月17日に発売されることになった。価格は3,990円。
moujin_keitai002.jpg 頻繁に新しいモデルが発表され、日進月歩の進化を続けている携帯電話。しかしながら、それらの携帯電話は基本、健常者向けに設計されており、障害者を配慮して設計されたものはごくわずかだ。そうした中、つい先日発表された視覚障害者向けの携帯電話が話題となっている。新技術を用いたその発明は、視覚障害者の人々の生活をサポートするだけでなく、携帯電話そのものに進化をもたらす「きっかけ」となるかもしれない。中国のITサイト「MyDrivers.com」などが伝えている。
denpa_juden002.jpg 日常の中でケータイを使えば使うほど、ユーザーを悩ませるのはバッテリの問題。コンビニに行けば乾電池を使用した充電器が普通に購入できるようになったほか、ソーラーパネルを搭載したケータイ(auの「SOLAR PHONE SH002」、ソフトバンクの「SOLAR HYBRID 936SH」)も登場するなど、昔に比べればずいぶんケータイのバッテリを取り巻く環境は変わってきているが、まだまだバッテリ残量を気にせずにケータイが使える環境とは言い難いのが現状だろう。
evakeitai_yoyaku002.jpg 6月27日に公開される映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」とのコラボ端末として、今年のNTTドコモ夏モデルの中でもひときわ異彩を放っている「ヱヴァンゲリヲンケータイ」こと「SH-06A NERV」(シャープ製)。5月19日の端末発表会の場では、限定3万台の販売となることが明かされていたが、そのうちの2万台を対象とした事前予約受付が、いよいよ6月5日午前10時から始まる。受付期間は6月15日まで。
fujitsu_bosyu002.jpg かつては機能重視だったケータイも、近年はデザイン重視の方向にシフト。各キャリアともにデザイン性に富んだ端末を次々に投入している。ただ、「美しい」「かわいい」「きれい」といった端末は数あれど、個性的かつ「所有する喜び」を与えてくれるようなデザインの端末は少なく、現在の各社のラインアップがユーザーの要望に十分答えられているとは言い難い。そうした中、NTTドコモに端末を供給している富士通が、端末デザインを一般公募するという新たな試み「FUJITSU モバイルフォンアワード2009」の開催を決定。閉塞感漂う現在のケータイデザインに一石を投じる。応募期間は6月5日から7月31日まで。
zunehd004.jpg アップルの「iPod」による市場独占に「待った」をかけるべく、マイクロソフトが2006年11月14日に米国で販売を開始した携帯音楽プレーヤー「Zune」。これまで幾度かのモデルチェンジを経てきているが、当初掲げていた「iPod対抗機」と呼べるようなヒットには恵まれず、あまり成功しているとは言い難いのが現状だ。5月14日に米TIME誌が発表した「過去10年で失敗に終わった10の技術」にも、不名誉ながらWindows Vistaなどとともにリスト入りを果たしている。
walkmanw005.jpg スポーツをしながら音楽を聴く場合や、通勤・通学の混雑した電車内で音楽を聴く場合など、時にヘッドホンコードの存在が煩わしく感じることがある。そんなときに便利なのが、本体とヘッドホンが一体化した音楽プレーヤーの類。これまでそうした製品もいくつか発売されてきているが、ややサイズが大きいことや、中小メーカーの製品が多かったこともあり、あまり大きなヒットには繋がらなかった。そうした中、ソニーが「ウォークマン」の新シリーズとしてヘッドホン一体型の「Wシリーズ」を発表。6月13日から販売を開始する。価格はオープンプライス(1万円前後)。
vaiopxp002.jpg 今年1月、ソニーの「VAIO」ブランドを冠した封筒サイズ(長形3号の定形封筒 235×120ミリサイズ)の超小型ノートPCとして衝撃のデビューを飾った「VAIO type P」。そのデザイン性の高さやコンパクトなサイズは高い評価を受け、多くのモバイルユーザーを熱狂させたが、OSがWindows Vistaしか選択することができない点をマイナス評価する声もまた少なくなかった。ネットでは実際に購入したユーザーによる、「Windows Vistaでは重い」とのレビューも散見できる。
au09s002.jpg 5月19日に19機種を発表したソフトバンクモバイル、18機種を発表したNTTドコモに続き、KDDIも25日、2009年の夏モデルとなる8機種を発表した。機種数はほか2キャリアよりも少ないが、ハイビジョンムービーの撮影ができる「Mobile Hi-Vision CAM Wooo」(日立製作所製)や、ソーラーパネルを搭載した「SOLAR PHONE SH002」(シャープ製)、耐衝撃性に優れた人気シリーズの最新作「G’zOne CA002」(カシオ計算機製)、QWERTYキーボード搭載のスマートフォン「biblio」(東芝製)など、個性的な端末がラインアップされている。
chumbyjapan002.jpg ガジェット好きの間では2006年頃から、その存在が話題を呼んできた米国生まれのかわいい情報端末「chumby」。日本でも昨年10月に英語版の発売が始まったが、5月18日からは、新たに日本語で操作できる日本語正式版がお目見えした。現在は「chumby」公式サイト(http://www.chumby.jp)でのみ販売されており、順次、量販店に販路を拡大していく予定だ。価格は29,400円(税込み)。