kyshikinihongo.jpg 昨年の流行語大賞候補になった「KY(空気読めない)」を筆頭に、おもに女子高生の間やネット上で使われるようになったローマ字略語。「AY(頭弱い)」「CB(超微妙)」「JK(女子高生)」「PK(パンツ食い込む)」など、ローマ字のままでは分からない言葉ばかりだ。こうしたローマ字略語を解説する「KY式日本語 ローマ字略語がなぜ流行るのか」が、大修館書店から2月7日に発売される。すぐに使えるシーン別実例集も付いて、価格は714円(税込み)。
animal_earth002.jpg 2004年7月に3回シリーズとしてNHKで放送された「地球から消えた動物」と、同じく11月に3回シリーズとして放送された「地球から消えた動物 2」の2つのドキュメンタリー番組。イギリスのテレビ局「Channel4」が制作した番組に日本語をあてたものだが、放送当時、出来の良さから「傑作」との声も聞かれるなど、動物好きから絶賛された番組だった。その後再放送はされたものの、DVDにはなっておらず、なかなか「もう一度見たい」「本放送を見逃したので見てみたい」との視聴者の欲求に応えられずにいたが、放送から3年半の時を経て、ついにDVDが発売されることになった。
sandance2008.jpg この時期に開催される映画賞とは一線を画し、インディペンデント映画にスポットを当てているサンダンス映画祭。最新作「ノーカントリー」が今年の賞レースを独走しているジョエル&イーサン・コーエン兄弟やスティーブン・ソダーバーグ、ジム・ジャームシュなどひとクセある監督たちを世に知らしめ、多くの配給会社からも熱い視線を浴びている。そのサンダンス映画祭が今年も1月17日から開催され、27日の閉幕とともに各賞が発表された。グランプリ(審査員大賞)を受賞したのは、コートニー・ハント監督・脚本の「Frozen River」。カナダ国境から米国への不法入国を企む母娘をサスペンスフルに描いた作品だ。
nmeawards2008.jpg 近年、再び世界から熱い注目を浴びている英国の音楽シーン。2月20日には「英国版グラミー賞」といわれるブリット・アワード(ブリッツ)授賞式が開かれるが、その5日後、英音楽誌NMEが主催するNMEアワード授賞式が開催される。格式張ったところがなく、リスナーの声が反映されていることで人気となっている同賞。そのノミネートが発表された。今回は、昨年のブリッツ、NMEアワードを制したアークティック・モンキーズが、最優秀ブリティッシュバンドや最優秀アルバムなど最多6部門にノミネート。米バンドながらマイ・ケミカル・ロマンスが4部門で後を追っている。
14th_sag.jpg 第80回アカデミー賞授賞式まであと1カ月を切ったが、いまだに開催か否かで紛糾している。その原因となっているストライキを続行中の米脚本家組合は製作会社と次々に合意に至っているものの、メジャー各社とは依然、対立したままだ。こうした中で、脚本家組合のサポートを得た全米映画俳優組合賞の第14回授賞式が開催された。今年度初のレッドカーペットイベントとなった今回は、アカデミー賞作品賞最有力候補の「ノーカントリー」(ジョエル&イーサン・コーエン兄弟監督)が作品賞に当たるアンサンブル演技賞を受賞したほか、ハビエル・バルデムが助演男優賞に輝いた。オスカー獲得に向け、さらに一歩前進している。
tsujiguchi_manga002.jpg 世界で最も権威のあるフランスの「クープ・ド・モンド」(俗にスイーツのW杯)を始め、洋菓子の世界大会で4度も優勝した経験を持つ辻口博啓シェフ。「モンサンクレール」(パティスリー)、「自由が丘ロール屋」(ロールケーキ専門店)、「ル ショコラ ドゥアッシュ」(ショコラ専門店)、「マリアージュドゥファリーヌ」(パン専門店)、「コンフィチュールアッシュ」(コンフィチュール専門店)、「和楽紅屋」(和菓子専門店)など、コンセプトの異なるさまざまな店舗を展開する、スイーツ界のカリスマだ。そんな辻口シェフが歩んできた半生をマンガ化、「セ・ラ・ヴィ」のタイトルで「小学6年生」(小学館)に連載されることになった。連載開始は3月3日発売号から。
sp_tv_last002.jpg 11月から翌年1月までの3か月という、変則的なスケジュールで放送されたフジテレビ系の連続ドラマ「SP」。23時台の深夜枠にも関わらず、初回にいきなり14.5%の視聴率を記録、第2回には17.6%に跳ね上がるなど、放送当初から高い注目を集めた。そんな「SP」の最終回が1月26日に放送され、18.9%の高視聴率(全11回最高)を記録。昨今は「ドラマ冬の時代」と言われて久しいが、良質な作品であれば深夜枠でも高視聴率を獲得できることを証明した格好だ。
scarlett_johansson.jpg 昨年、「ママの遺したラヴソング」「プレステージ」「タロットカード殺人事件」の3作品に出演した米女優のスカーレット・ヨハンソン。今年度の映画賞では「ママの遺した~」でゴールデングローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)にノミネートし、ピープルズ・チョイス賞でもお気に入り主演女優賞の候補となるなど、相変わらず高い人気を誇っている。日本では、森永乳業「マウントレーニア カフェラッテ」のCMでおなじみだ。そのスカーレット・ヨハンソンが歌手デビューすると報じられたのは、2006年10月のこと。当初は昨春に発売が予定されていたデビューアルバムが、5月20日にリリースされることになった。タイトルは『Anywhere I Lay My Head』。米シンガーソング・ライターのトム・ウェイツの楽曲をカバーのほか、オリジナル曲も収録している。
mantai.jpg 政府が国際文化戦略に組み込むなど、近年は社会的地位が向上しているマンガ。2006年に発表された文化庁主催「日本のメディア芸術100選」にも1部門が設けられ、「スラムダンク」や「ドラゴンボール」など25作品が選出されている。こうした中、「思わず人に勧めたくなる」という身近なコンセプトでマンガを表彰する「マンガ大賞」(マンガ大賞実行委員会主催)が開設され、2008年のノミネート作品が発表された。最新刊が8巻までという制限の中で、アニメも大ヒットした「もやしもん」(石川雅之)や、日本のメディア芸術100選にも選ばれた「よつばと!」(あずまきよひこ)、吉田秋生の最新作「海街diary 1 蝉時雨のやむ頃」など12作品が候補となっている。大賞決定と授賞式開催は3月末の予定だ。
summersonic08.jpg 「FUJI ROCK FESTIVAL」とともに日本を代表する音楽フェスティバルに成長した「SUMMER SONIC」。元日に開催を発表したフジロックに続いて、今年で8年目となるサマソニも開催決定がアナウンスされた。開催日は8月9、10日の2日間で、例年通り東京と大阪で行われる。会場は昨年と同じ千葉マリンスタジアム&幕張メッセと、舞洲サマーソニック大阪特設会場。今年も熱いステージが繰り広げられる。
pandakopanda002.jpg スタジオジブリを支える2人のクリエーター、宮崎駿と高畑勲。2人の関係は東映動画時代の1960年代からと古く、Aプロダクション(現シンエイ動画)への移籍や、スタジオジブリ設立でも行動を共にした「盟友」としても知られている。そんな2人が若かりし頃の1972年に、共同で製作した名作アニメ「パンダコパンダ」が、大きなスクリーンで再び観られることになった。3月15日から、シネマ・アンジェリカ、立川シネマシティ、川崎チネチッタほかでの再上映される予定だ。
bonbimen003.jpg いま、最も活きの良い若手俳優の一人、小栗旬の連続ドラマ初主演作「貧乏男子 ボンビーメン」。初回は1月15日に放送されたが、視聴率は16.5%と好調な滑り出しを見せている。そんな「貧乏男子 ボンビーメン」のサイドストーリーを描くスピンオフドラマ「白い ボンビーメン」が、日本テレビのウェブサイト「第2日本テレビ」で配信中だ。
kisaragi.jpg 日本国内で開催される映画賞の中でも高い権威を誇るブルーリボン賞。1950年創設とその歴史は古く、一時中断を経て今回で50回目を向かえた。その第50回ブルーリボン賞の各賞が決定し、注目の作品賞はこれまでの映画賞を総ナメにしてきた「それでもボクはやってない」(周防正行監督)を抑え、佐藤祐市監督の密室推理劇「キサラギ」が受賞した。しかし、「それでもボクは~」も周防監督が監督賞、主演の加瀬亮が主演男優賞を受賞。主演女優賞には「夕凪の街 桜の国」の麻生久美子が選ばれている。
oscarsnominee.jpg 第80回アカデミー賞授賞式開催まであと1カ月、昨年12月から続いている「オスカーレース」もついにゴールを迎える。そのアカデミー賞のノミネートが発表された。最多候補となったのは、前哨戦で独走していたジョエル&イーサン・コーエン兄弟監督の「ノーカントリー」と、それを追うポール・トーマス・アンダーソン監督の「ゼ・ウィル・ビー・ブラッド」の8部門。キーラ・ナイトレイ主演の「つぐない」、ジョージ・クルーニー主演の「フィクサー」がそれぞれ7部門で続いた。また日本関連では、浅野忠信主演のカザフスタン映画「MONGOL」が外国語映画賞にノミネートしたほか、辻一弘が特殊メイクを担当した「マッド・ファット・ワイフ」がメイクアップ賞の候補となっている。
razzieawards.jpg いよいよ開催まであと1カ月強に迫ったアカデミー賞授賞式。第80回という記念すべき今回は米脚本家組合によるストライキの影響で開催が危ぶまれているが、同賞とともに一部の映画ファンから熱い視線を浴びているのが、「最低映画」に贈られるゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)だ。28回目となる今回の候補作品、候補者が発表された。最多ノミネートは、ブリトニー・スピアーズとともにゴシップクイーンの座を争っているリンジー・ローハンの主演作「I Know Who Killed Me」。前回に最低作品賞を受賞した「氷の微笑」(最多7部門候補)をしのぐ9部門の候補となった。