we7_bmg.jpg レディオヘッドのオンライン先行販売や、プリンスが新作をタブロイド紙の付録にするなど、英国の音楽界に変動の波が訪れている。こうした中で、英大手レコード会社のソニーBMGが、音楽の無料配信を行っているサイト「We7」と提携し、4月末からフー・ファイターズやブルース・スプリングスティーン、ウェストライフら所属アーティストの楽曲を無料でストリーミング配信することが決定した。「We7」がメジャーレーベルと提携するのは初の試みで、英音楽界にまたもや一石が投じられることとなった。
druaga.jpg 1980年代に登場し、斬新な内容で一世を風靡したナムコ(当時)のゲーム「ドルアーガの塔」。ファミリーコンピュータにも移植されたこの名作が、映画「アフロサムライ」などで知られるGONZO制作でアニメ化されるが、第1回の放送日が4月4日(正式には4月5日)午前1時15分からに決定した。テレビ神奈川やサンテレビなど地上波のほか、ブロードバンド放送「GyaO(ギャオ)」でも同時放送される。
lostprophets.jpg 今年は例年より早く第1弾の出演者発表が行われた「SUMMER SONIC」(8月9、10日、東京・大阪)。一挙36組に加え、コールドプレイやザ・ヴァーヴ、セックス・ピストルズなどヘッドライナー級の大物出演者が次々に決定したことから、今年も大いに盛り上がることが期待されている。約2週間後の3月10日に第2弾発表が行われた。今回は超大物こそいないものの、ロストプロフェッツら12組と大ボリューム満点だ。
utada_first_love_dl006.jpg 1998年12月9日にシングル「Automatic」でデビューを果たした宇多田ヒカルは、今年が歌手活動10周年のメモリアルイヤー。これを記念して昨年12月にはデビュー曲「Automatic」の着うたを無料で配信するというアニバーサリー企画が行われたが、これに続く第2弾として、期間限定(~3月13日)で「First Love」の着うたが無料で配信されている。
kamikata_owarai002.jpg 1971年から関西の若手漫才師の登竜門的存在として、数々の才能を発掘してきた「NHK上方漫才コンテスト」。吉本興業主催の「M-1グランプリ」ほどの派手さはないが、歴史ある「NHK上方漫才コンテスト」をステータスと捉え、大きな目標に掲げるお笑い芸人は多いという。そんな「NHK上方漫才コンテスト」が今年も開催され、吉本興業所属のとろサーモン(村田秀亮、久保田和靖)が最優秀賞に選ばれた。
vmaj08.jpg 米音楽界最大の祭典といわれるMTVのビデオ・ミュージック・アワード(VMA)に倣い、2002年に始まったMTVビデオ・ミュージック・アワード・ジャパン(VMAJ)。第7回となる今年は昨年に引き続きさいたまスーパーアリーナで5月31日に開催されるが、そのMTV VMAJ 2008のノミネートが発表された。昨年、2冠に輝いた倖田來未をはじめ、EXILE、アヴリル・ラヴィーン、ニーヨが最多3部門の候補となっている。
mr_children.jpg 北京五輪開催まであと3カ月強。各競技の興奮をテレビ中継で味わう予定の人も多いのではないだろうか。そんな感動を伝えてくれるNHKの五輪放送のテーマソングを、Mr.Childrenが担当することが決定した。8月8~24日の開催期間中、関連番組やPRスポットなどに使用される。楽曲は6月に発売予定。また、別の新曲「少年」(発売未定)が同局の新ドラマ「バッテリー」(4月3日スタート、全10回)の主題歌に決定した。春から夏にかけて、ミスチルの曲を聴く機会が増えそうだ。
tamoriclub.jpg 「誰が言ったか知らないが、言われてみれば確かに聞こえる」でおなじみの、テレビ朝日系深夜番組「タモリ倶楽部」の人気コーナー「空耳アワー」。番組を丸々使って過去1年間に放送された作品の中からグランプリを決める毎年恒例の「空耳アワード」が、3月7、14日の2週にわたって放送されることが決定した。おなじみのタモリと安斎肇のコンビのほか、審査員として木村カエラ、近田春夫、マーティ・フリードマン、クリス・ペプラー、桜庭和志、NIGOが参加する予定だ。
jgda2008.jpg CDなどの出荷枚数から返品を差し引いた「正味売上」をもとに、アーティストや楽曲を表彰する日本ゴールドディスク大賞(日本レコード協会主催)の授賞式3月4日に開催された。22回目の今年は、昨年『EXILE EVOLUTION』『EXILE LOVE』と2枚のアルバムをリリースしたEXILEが大賞に当たるアーティスト・オブ・ザ・イヤー邦楽部門を初受賞。シングル、アルバム、DVD、配信の総売上額は150億円を超えている。同賞洋楽部門は、アヴリル・ラヴィーンが5年ぶりに受賞した。
goldenallow.jpg その年の芸能界で大活躍した人々に贈られる日本雑誌協会主催のゴールデン・アロー賞(雑誌芸能記者協会)。1964年に始まったこの賞も、45回目を迎えた今回をもって幕を閉じることになった。最後の受賞者は、今年度数々の映画祭で新人賞に輝いた新垣結衣(映画賞)、「千の風になって」が昨年唯一のミリオンヒットシングルとなった秋川雅史(音楽賞)、ニックネームが昨年の流行語大賞を受賞したゴルフの石川遼選手(スポーツ賞)、「そんなの関係ねぇ!」が同大賞トップ10を受賞した小島よしお(新人賞)など。3月3日に行われた授賞式では、2007年の顔が勢ぞろいした。
billboadjapan.jpg 1940年に米ビルボード誌上で始まったビルボードチャート。ライバル誌が廃刊していく中、70年近く続いている米音楽チャートの代表格で、国内外から厚い信頼が寄せられている。そのビルボードチャートの日本版が、2月28日から提供開始された。メインチャートである「Billboard Japan Hot 100」は売り上げ実績以外も反映する独自の算出法で決定するため、売上実績のみで決定するオリコンチャートとはひと味違った魅力が楽しめそうだ。実際、3月3日付の最新チャートでは、ラジオで人気となっている新人歌手・西野カナのデビュー曲「I」など、オリコン圏外の曲がトップ10にランクインしている。
NMEA2008.jpg 「英国のグラミー賞」といわれるブリット・アワード(ブリッツ)に対し、リスナーの意見が大きく反映される英音楽誌NME主催のNMEアワード。UKミュージックシーンの旬が分かる賞として、世界から注目を浴びている。今年は最多6部門にノミネートされていたアークティック・モンキーズが、最優秀ブリティッシュバンド賞、最優秀トラック賞(「フロレセント・アドレセント」)、最優秀ビデオ賞(「テディー・ピッカー」)を獲得。昨年を上回る3冠に輝き、3年連続で最多受賞者となった。最優秀アルバム賞は、ニューレイヴ世代の象徴的バンドとなったクラクソンズの『近未来の神話』が獲得している。
dybastarhp.jpg 「2025年、地球にやってくる知的生命体パピルス」からの質問に備えるため、あらゆる謎を調査解明するフジテレビ系深夜番組「FNS 地球特捜隊ダイバスター」。“ユルい”内容が評判を呼び、DVDや単行本、CDが発売されるほどの人気を誇っている。しかし、その“ユルさ”が提供スポンサーの獲得を困難にしており、常に低予算での制作を強いられているという。そんな「ダイバスター」が、日清食品との契約切れを機に番組内でスポンサーを募集するという、テレビ史上初の試みを実施した。
StanleyDonwood.jpg 新販売法で世界に衝撃を与えた新作『イン・レインボウズ』も絶好調のレディオヘッド。5月には初のベスト盤リリース、秋には4年ぶりとなる来日ツアーを行うことが発表された。そのレディオヘッドをアートワークで支えている英現代芸術家のスタンリー・ドンウッドが、4月2日から東京・銀座の画廊「東京画廊+BTAP」で日本初の個展「I LOVE THE MODERN WORLD」を開催する。『イン・レインボウズ』やトム・ヨークのソロアルバム『ジ・イレイザー』で使用した作品も展示される予定だ。
news_karaoke002.jpg 好きな楽曲を気持ちよく歌うことと共に、カラオケの楽しみのひとつとして挙げられるのが、アーティスト本人が出演する背景映像(プロモーションビデオやコンサート映像)を見ること。近年はカラオケ各社が映像コンテンツにも力を入れているため、アーティストの本人映像の数も相当数がラインアップされるようになったが、ことジャニーズのアーティストに関しては配信の動きが鈍かった。そうした状況の中、第一興商は通信カラオケ「プレミアDAM / BB cyber DAM」のブロードバンド対応コンテンツとして、NEWSの本人映像の配信を2月25日から開始した。NEWSとしては初の配信、ファン待望の本人映像「解禁」だ。