対象外の異性から食事に誘われたらどうする? 「断る」率に大きな男女差
もし、交際する意思のない「自分のことが好きな」異性から、2人きりの食事に誘われたら――。そんな“恋の一方通行”を受けるシチュエーションに遭遇したとき、どのような対応をとり、また、断る場合にはどのような言葉を選ぶ人が多いのだろうか。アイシェアが20代から40代のネットユーザー551人を対象に調査を行い、結果を公表している。
まず、「交際する気のない異性から2人きりの食事に誘われたらどうしますか?(※相手は自分に恋愛感情があるとした場合)」とたずねたところ、全体で最も多い回答は「断る」(44.3%)だった。その一方で「暇だったら行く」(37.7%)と「基本的に行く」(18.0%)を足した45.7%は「行く」と答えており、誘う側からすれば、まさに五分五分の確率で好きな人と食事に行ける可能性があることがうかがえる。
しかし、この数字には男女で大きな違いがあり、「断る」は男性29.9%、女性60.7%、「行く」(暇だったら行く+基本的に行く)は男性70.0%、女性39.3%と、女性のほうが圧倒的にガードが堅い。
次にもし断る場合、「1番相手を傷つけない食事の断り方はどれだと思いますか?(※仕事関係などでなるべく気まずくなりたくない相手の場合)」とたずねたところ、最も多い回答は「仕事などを口実に断る」(41.9%)だった。以下、「他の人も誘うことを提案する」(30.9%)、「『今度行きましょう』など社交辞令でかわす」(19.2%)、「あなたとは行く気がないとはっきり言う」(6.2%)、「その他」(1.8%)と続いている。
逆に立場を変え、「自分が食事に誘って断られるとしたらどれがいいですか?」とたずねると、「仕事などを口実に断る」(35.0%)と「他の人も誘うことを提案する」(22.7%)の上位2項目に違いはなかったものの、「あなたとは行く気がないとはっきり言う」(21.6%)が大幅に増加。曖昧にされる、うやむやにされるよりは、ハッキリと白黒を付けられたほうが気が楽ということが数字に表れていると言えそうだ。