男女で「トイレに対する意識」に大きな違い、「男女別」望む女性多数

toiletpaperjp001.jpg 毎日何度も利用するものの、個室には常に一人で入るため、ほかの人の行動が全くわからないトイレという独特な空間。でも、それだけに自分の行動が一般的なのか否かは、誰もが気になるところだろう。そんなトイレと、トイレットペーパーに関する調査を、トイレットペーパーのポータルサイト「もっと!トイレットペーパー」が実施した。

 この調査は、同サイトを訪問した2,140人を対象に行われたもの。まず、公共トイレに関する調査として「お店や公共施設のトイレでイヤだと思うこと」をたずねたところ、最もイヤだと思われているのは「汚い」(71.8%)だった。以下、「トイレットペーパーがない」(13.0%)、「男女別になっていない」(5.8%)、「和式」(3.7%)、「音が外に聞こえやすい」(3.4%)、「狭い」(2.2%)と続いている。やはり衛生的な部分を気にする人が圧倒的に多いようだ。

 ちなみに、「男女別になっていない」の回答は男女で意識の違いが出ており、男性の約3倍の女性がこの項目を「イヤだと思う」と回答している。

 次に、用を足している際の音を消すためによく行われているとされる「水の2度流し」について、実際にやっているかどうかをたずねたところ、男性は「いつでもしていない」(84.6%)、「いつでもしている」(9.5%)、「水流音のあるところではしていない」(5.9%)の順だったのに対し、女性は「水流音のあるところではしていない」(47.1%)、「いつでもしていない」(46.1%)、「いつでもしている」(6.8%)の順となった。男性は8割以上の人が音はあまり気にしてないようだが、女性はやはり気にしている人が多いようだ。

 さらにトイレットペーパーを意識的に節約しているかどうかをたずねたところ、最も多い回答は「いつでもしていない」(40.4%)に。次いで「いつでもしている」(35.4%)、「お店や公共施設ではしていないが、家ではしている」(24.2%)となり、少なくともお店や公共施設のトイレでは、6割以上の人があまり節約を意識していないと答えている。

 また、自宅のトイレットペーパーはシングル派かダブル派かをたずねたところ、シングル派は41.4%だったのに対し、ダブル派は55.8%(「わからない」は2.8%)で、ダブル派が勝利。しかし、それはほど大きな差が開いているわけではなく、価格の安いシングル、おしりへの負担が軽いダブル、どちらにするかは悩ましいところなのかもしれない。



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