まず、「プロポーズをされる前に意思確認はありましたか？」との質問をしたところ、「なんとなく事前に意思確認があった」（55.7％）と、「事前に意思確認があった」（26.4％）を合わせた8割以上の女性が、何らかの事前確認を受けていた。人生を賭けた一大告白だからこそ、脈があるのか、ないのかを探る男性の心理がうかがえる。

　次に「プロポーズの日にレストランや飲食店で外食することについてどう思いますか？」と聞いたところ、「良い」（59.8％）と「まあ良い」（26.2％）を合わせた8割以上の女性が好意的な回答だった。その理由としては「特別な雰囲気に酔いしれたいから」「（レストランは）記念になるから。5年、10年と結婚記念日にそこで食事…最高だと思います」といった声が寄せられている。

　そしてプロポーズ未経験者に「どのような状況でプロポーズをされたいと思いますか？」との質問を投げかけ、“理想のプロポーズ”の状況を聞いたところ、「二人きりのとき」（81.4％）、「キレイな景色を見ながら」（48.7％）、「食事の際」（38.0％）の順となった。しかしながら、実際にプロポーズを受けたことがある経験者に「どのような状況でプロポーズされましたか？」とたずねてみると、「二人きりのとき」は72.3％、「キレイな景色を見ながら」は10.9％、「食事の際」は25.8％となり、特に「キレイな景色を見ながら」に関しては“理想と現実”に大きなギャップが存在している。ちなみに、景色の種類は「夜景」の人気が高いようだ。

　さらに「プロポーズされる際にプレゼントは欲しいと思いますか？」との質問をプロポーズ未経験者に聞いたところ、トップはダントツで「指輪」（64.5％）に。しかし、プロポーズ経験者に「プロポーズされた際にプレゼントはありましたか？」とたずねてみると、実際に指輪をもらった女性は16.2％にとどまり、「プレゼントなし」も74.8％に上るなど、こちらも女性がイメージするプロポーズの“理想と現実”のギャップが浮き彫りとなっている。

　こうしたことを踏まえると、2人きりで「夜景の見えるレストランに行き、指輪とともにプロポーズ」というのが、女性にとっての理想のプロポーズと言えるのかもしれない。つまり、男性からすれば「レストラン・夜景・指輪」の“プロポーズ三種の神器”を揃えたシチュエーションを用意すれば、その成功率がアップする……ということかも？