「ミニ四駆」で伝統の一戦、読売ジャイアンツ&阪神タイガースモデル登場

mini4ku_yakyu001.jpg 近年、タミヤの「ミニ四駆」が再びブームの兆しを見せている。メインターゲットの小・中学生はもちろんのこと、かつて子どもの頃に楽しんだ20~30代や、子を持つ親世代の中にも、現在の「ミニ四駆」を楽しんでいる人は多いようだ。そんな「ミニ四駆」の新商品として、「読売ジャイアンツスペシャル」と「阪神タイガース スペシャル」が発売されることになった。6月27日から発売で、価格は各1,365円(税込み)。

 今回発売される2モデルは、「ミニ四駆」としても、タミヤとしても初めてのプロ野球チーム仕様モデル。巨人と阪神、それぞれのユニホームカラーをイメージしたデザインとなっている。

 本体は接着剤不要の組み立て式で、それぞれのカラーリングをステッカーで再現。「読売ジャイアンツスペシャル」は、マスコットキャラクターのジャビットや、球団創立75周年のエンブレムを、「阪神タイガーススペシャル」は球団ロゴが虎のマーク、「THマーク」などを用意し、自由に貼れるゼッケンナンバーも用意されている。

 「ミニ四駆」は 1982年に初代製品の発売を開始。「子どものお小遣いでも買える価格帯」「単3乾電池とモーターの組み合わせによる四駆の動力模型」「豊富なラインアップ」などが受け、1980年代に大ブームを巻き起こした。一時ブームは下火になったものの、1990年代に入るとマンガ「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」のスマッシュヒットによって人気が再燃、しばらくするとまたブームが落ち着きを見せるも、2005年に発売した「ミニ四駆 PRO」シリーズなどの新商品の登場により、ブームは再々燃の兆しを見せている。累計販売台数は約1億7,000万台以上。