「日本一怖いお化け屋敷」がパワーアップ、体験時間は60分以上に
廃墟の病院を舞台にした「日本一怖いお化け屋敷」として知られる富士急ハイランドの「戦慄迷宮」。1999年に「呪われた病棟」としてオープンして以降、これまで幾度となくリニューアルが行われては恐怖の色を増してきたが、開業10周年を迎えた今年、過去最大規模となる大リニューアルが行われることになった。これに伴い、名称も「最恐戦慄迷宮」に変更。7月18日から営業を開始する。
「最恐戦慄迷宮」は究極まで“恐怖”の演出にこだわり、すべての部屋と廊下を刷新したほか、ルートも完全に変更となるなど、これまで「戦慄迷宮」を体験した人も、また新たな恐怖体験ができるようなフルリニューアルとなる。その結果、歩行距離は史上最長の約900メートル(※世界一)、体験時間は60分以上と、とんでもないスケールのお化け屋敷へと進化を遂げた。
刷新された部屋と廊下は「待合室」「長い廊下」「手術室」「院長室」「最終部屋」など。また、新たに「隔離病室」「CTスキャン室」「問診室」「第三手術室」「新霊安室」「第二の長い廊下」「細菌研究室」などの部屋も登場する。これまでも相当な恐ろしさのお化け屋敷として知られていたが、容易には抜け出せないルート、音や光を巧みに使用した恐怖の演出で、足を踏み入れた人々を恐怖のどん底に突き落とすという。
なお、「戦慄迷宮」は、ハリウッド映画「THE JUON/呪怨」で世界的な成功を収めた清水崇監督の手によって映画化されることも決定している。こちらは日本映画初の長編フル3D映画として撮影され、柳楽優弥、蓮佛美沙子、勝地涼、前田愛、松尾スズキなどが出演、10月に公開される予定だ。
☆「戦慄迷宮」の歴史
1999年「呪われた病棟」(全長500m/所要時間25分)
2000年「隔離病棟」
2001年「戦慄迷宮」
2002年「戦慄迷宮 運命の扉篇」
2002年「戦慄迷宮 ドンライハ」
2003年「超・戦慄迷宮」(全長616m/所要時間40分)
2004年「超・戦慄迷宮~独りきりの回廊」
2004年「超・戦慄迷宮~病院の怪談篇」
2005年「超・戦慄迷宮~禁断のルート篇」
2006年「超・戦慄迷宮~二人の卒業式篇」
2007年「超・戦慄迷宮 心霊篇」
2007年「戦慄迷宮4.0」(全長661m)
2007年「戦慄迷宮EX.バイオハザード」
2008年「戦慄迷宮4.0 生け贄篇」
2008年「戦慄迷宮4.0 ナナシ ノ シタイ」
2008年「戦慄迷宮4.0 特別企画 戦慄のメリークリスマス」
2009年「戦慄迷宮4.0 血まみれの身体検査篇」
2009年「最恐戦慄迷宮」(全長900m/所要時間60分以上)
富士急ハイランド