修正箇所の“復元”が可能に、トンボ鉛筆がテープはがし付き修正テープ
発行:2009年06月24日 03:57
その利便性の高さや手軽さから、1990年代に修正液のポジションを奪い始め、今ではすっかり修正文具のスタンダードとなった修正テープ。学生やオフィスワーカーの必携文具であるだけでなく、手帳の修正など、日常的なシーンでも活躍してくれるが、そんな修正テープで修正した箇所を、簡単に修正前の状態へ“ 復元”できる製品「MONO PS」がトンボ鉛筆から登場する。7月1日発売で、価格は252円(税込み)。
「MONO PS」は、修正テープをはがすための「テープリムーバー(テープはがし)」を搭載した製品。トンボ鉛筆によると、修正テープの尾端に「テープリムーバー」を一体にした製品は、これが初めてとなる。
使い方は簡単。本体を逆に持ち、尾端の「テープリムーバー」を紙に付着した修正テープの端にあて、消しゴムのように往復はさせずに、軽く一方向にこするだけだ。数回こするだけで、修正前の筆記や印字を消すことなく、修正テープだけをはがすことができる。
「テープリムーバー」の一体化はユーザーの声を反映したもの。トンボ鉛筆の調査では、修正テープをオーバーランさせて修正しなくても良い部分を修正してしまった場合や、複写した後&ファックス送信後に元に戻したい場合、はみ出してしまったテープを除去したい場合などに、「ツメではがしている」「尖ったシャープペンの先で削っている」「カッターナイフで削って戻す」という対処をしていた人が多かったそうだ。そうしたユーザーの利便性を向上させ、手間を軽減させるために、専用の「テープリムーバー」を備えた一体型製品の開発に取り組んだという。
トンボ鉛筆