8割弱にペットの飼育経験、飼う理由はダントツで「癒されるから」
言葉はしゃべらなくとも、人間のそばに寄り添い、生活に潤いを与えてくれるペット。定番の犬や猫に加え、日本の住宅事情にマッチした小型の動物や熱帯魚なども人気を呼んでいるが、実際にペットを飼育している人たちにとって、そうした動物たちはどのような存在なのだろうか。ネットリサーチのディムズドライブが「ペットに関する調査」を実施、結果を公表している。
まず、ペットの飼育状況と飼育経験について聞いたところ、35.1%の人が「現在飼っている」と回答した。また、「過去に飼ったことがある」人は43.3%で、双方を合計した78.4%の人が「ペットの飼育経験がある」ことになる。
「現在飼っている」人の割合は住居形態によって大きな違いが出ており、「一戸建て」の44.1%に対し、「マンション・団地」は28.0%、「アパート」は 19.3%に。飼っているペットの種類については「犬」(46.0%)が最も多く、次いで「猫」(31.9%)、「金魚・コイ」(14.6%)、「熱帯魚」(9.5%)、「カメ」(7.0%)、「鳥」(6.4%)と続いている。
次に、ペットを飼っていて良かったことを聞いたところ、ダントツのトップとなったのは8割以上が回答した「癒される」だった。以下、「楽しみが増えた」「家族の会話が増えた・多い」「家庭が明るくなった」「寂しくない」「子どもの情操教育に役立った」と続いている。ペットの存在は、飼い主とペットの関係だけでなく、家族間の関係も豊かにしてくれると感じている人が多いようだ。
さらに、ペットにかける1か月の費用を聞いたところ、最も多かったのは「1,000円~3,000円未満」(26.4%)。次いで多い「1,000円未満」(22.5%)と合計すると、「3,000円未満」との回答が約半数を占める結果となった。ちなみに、ペットが病気になった際の助けとなるペット保険の加入率は低く、犬を飼っている人は10.9%、猫を飼っている人は3.4%止まりとなっている。
ディムズドライブ