お父さんは娘に嫌われていなかった、女子中高生の過半数が「尊敬」

chichi_sonkei001.jpg 「洗濯物を一緒に洗われるのはイヤ」「同じ空間に居たくない」など、年頃の娘が取るお父さんを“嫌っている”かのような振る舞いは、メディアでも頻繁に取り上げられるエピソード。そうした話題が出るたびに、世のお父さんは心を痛めているが、実際のところ、今どきの女子中高生はお父さんのことをどのように思っているのだろうか。6月21日の父の日を前に、ピーネストが2,001人(女子中学生1,000人、女子高生1,001人)を対象に意識調査を行った。

 まず、「自分のお父さんを尊敬していますか?」との質問に、女子高生の61.1%、女子中学生の52.1%は「すごく尊敬している」「少し尊敬している」と回答。昔に比べると“父親の威厳”がなくなったと言われて久しい昨今だが、現代でも半数以上の女子中高生がお父さんを尊敬していることが分かる。

 そんなお父さんに対し、もし点数を付けるとしたら100点満点のうち何点くらいなのだろうか。点数を付けてもらったところ、女子中高生ともに平均点は約62点という結果となった。減点の理由としては「酔っ払うと嫌い」「酒癖が悪い」といったお酒にまつわるものと、「喫煙」や「タバコ臭い」といったタバコにまつわるものが多いようだ。

 昔は「将来、お父さんのような人と結婚したい」という、娘にとっての定番の “結婚相手のイメージ”が存在していたが、女子高生の30.2%、女子中学生の26.0%は、お父さんのような人との結婚を「すごくしたいと思う」「してもいいかなと思う」と回答している。今なお「理想の人」のイメージをお父さんに重ねている女子中高生も少なくないようだが、その一方で「絶対イヤだ」との回答も5割弱に上った。

 そして「この人が自分パパだったら最高!という有名人は?」との質問に対しては、女子高生は木村拓哉が1位、女子中学生では、まだ未婚タレントながら櫻井翔(嵐)が1位に。また、逆に「この人が自分パパだったら絶対イヤ!という有名人は?」との質問に対しては、女子高生は出川哲朗が1位、女子中学生は日村勇紀(バナナマン)が1位となっている。



女子中高生の「父の日」に関する意識調査(ピーネスト)