ファンにとって嬉しいマイケル・ジャクソンの名盤紙ジャケ化は、ソニー・ミュージックエンタテインメントが1980年代に一世を風靡したアーティストにスポットを当て、一斉に紙ジャケ化する「80s紙ジャケ祭り」の一環として実現するもの。マイケル・ジャクソン以外にも、サバイバー、メン・アット・ワーク、マイアミ・サウンド・マシーン、ケニー・ロギンス、REOスピードワゴン、ボニー・タイラー、バングルスなどの作品が名を連ねている。

　マイケル・ジャクソンの作品は、世界で2,000万枚を売上げ、1980年のグラミー賞で最優秀R&Bヴォーカル賞を受賞したソロ・デビュー作「オフ・ザ・ウォール」（1979年）、1億500万枚を売り上げた「スリラー」（1982年）、同じく3,000万枚の「BAD」（1987年）、 3,100万枚の「デンジャラス」（1991年）、そして「マイケル・ジャクソンヒストリー」（1995年）の5タイトル。加えて1976年～1984年までに発表されたジャクソンズ時代の6タイトルが、紙ジャケとなって新たに発売される。

　ソニー・ミュージックエンタテインメントが仕掛ける「80s紙ジャケコレクション」では、7～9月の間に、計67タイトルを初の紙ジャケ化。大多数のタイトルはデジタル・リマスタリングが施されるほか、一部タイトルには初収録のボーナス・トラックが追加されるという。80年代の洋楽好きは要チェックだ。