ヘッドホンと一体になったウォークマン新シリーズ、重量はわずか35g
スポーツをしながら音楽を聴く場合や、通勤・通学の混雑した電車内で音楽を聴く場合など、時にヘッドホンコードの存在が煩わしく感じることがある。そんなときに便利なのが、本体とヘッドホンが一体化した音楽プレーヤーの類。これまでそうした製品もいくつか発売されてきているが、ややサイズが大きいことや、中小メーカーの製品が多かったこともあり、あまり大きなヒットには繋がらなかった。そうした中、ソニーが「ウォークマン」の新シリーズとしてヘッドホン一体型の「Wシリーズ」を発表。6月13日から販売を開始する。価格はオープンプライス(1万円前後)。
「ウォークマン Wシリーズ」はネックバンドスタイルを採用し、重量をわずか35グラムに抑えた新モデル。ソニー独自の機構により、「ズレにくく、快適な装着感を実現」しているという。カラーバリエーションもブラック、ホワイト、ピンク、ライムグリーンの4色と、ポップな色合いも用意されている。
操作は耳にかけた状態で行うため、再生や停止といった一連の操作が簡単に行えるジョグダイヤルを採用。ジョグダイヤルの回転だけで、曲送りや曲戻しが可能だ。また、本体にはシャッフルスイッチも搭載した。
新機能としては、曲の盛り上がり部分を自動的に検知し、ダイジェスト再生する「ZAPPIN」を搭載。曲の盛り上がりを約4秒ずつ再生する「ZAPPIN ショート」と、約15秒ずつ再生する「ZAPPINロング」の2つのモードが用意され、音楽のカウントダウン番組のような楽しみ方ができる。
スペックは容量が2GB、対応フォーマットがMP3/WMA/ATRAC/リニアPCM/AAC、3分充電で90分再生の急速充電、バッテリ持続時間は再生 12時間など。本体への音楽ファイル転送には「SonicStage」経由のほか、ほかの音楽管理ソフト上で保存したものでもドラッグ&ドロップで転送可能だ。
ウォークマン Wシリーズ