ロシアの高級携帯電話メーカー「GRESSO」、62万円の端末を15台限定発売
ボディには樹齢200年以上のアフリカン・ブラックウッド、装飾に金やブラックダイヤをふんだんに使った高級携帯端末を販売しているロシアの携帯メーカー「GRESSO」。日本ではなじみの薄い携帯電話メーカーかもしれないが、欧州では「VERTU」と並び、高級携帯電話メーカーとして名を馳せている。どのモデルも数量限定、「天然木を使用しており、この世に2つとして同じ携帯電話がない」ため、そのレア感から海外では熱狂的なファンを獲得しているようだ。
そんな「GRESSO」が5月12日、新しい携帯端末を発表した。今回発表されたのは「レディゴールド」と「ウルトラマリンゴールド」の2機種。「レディゴールド」はレッド、「ウルトラマリンゴールド」はブルーを基調にしており、全体的には「GRESSO」の代名詞とも言える「エレガンスさ」を醸し出したデザインとなっている。
「レディゴールド」と「ウルトラマリン」の背部は、内部の基盤が見られるスケルトン仕様。ファンクションキーには18金、ディスプレイとバックパネルにはサファイアクリスタルが用いられており、バッテリーカバーは本皮があしらわれたステンレス製だ。バックパネル表面の「GRESSO」ロゴは10ミクロンの金で覆われており、高級感漂う仕上がりになっている。
スペックは、OSがWindows Mobile 6 Standard Edition、2GBメモリ、GPRS方式、Bluetooth、200万画素カメラ、ボイスレコーダー、MP3プレイヤー、ゲームなどとなっている。言語サポートは英語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、イタリア語、スペイン語、オランダ語、中国語(簡体字)。値段は2機種ともに4,800ユーロ(約 62万円)、各15台の限定販売だ。
ちなみにこの「GRESSO」。携帯電話だけでなく、USBメモリ(大容量の192GB。 64GB×3を組み合わせたもの)やMP3プレイヤーなども販売している。どれも数十万円する高級品だが、金やダイヤモンドが贅沢にあしらわれた一品は、持つ者にとってきっとステイタスになるはず。気になる人はチェックしてみてはいかが?
GRESSO