恐怖の絶叫タワー型回転ブランコ「鉄骨番長」、富士急ハイランドが投入へ

fujikyu_tekkotsu001.jpg 数ある日本の遊園地の中でも、絶叫系のアトラクションを多く揃えていることで知られる富士急ハイランド。富士山の麓という、決して交通の便の良い場所ではないが、そこでしか味わえない“快感”を求めて、日々、多くの人が訪れている。そんな富士急ハイランドに今年7月、新たな絶叫アトラクションが投入されることになった。

 富士急ハイランドは、12もの絶叫アトラクションを有する遊園地。中でも「FUJIYAMA」「ドドンパ」「ええじゃないか」は、それぞれ「高さ」「速さ」「回転数」でギネスに認定された経験を持ち、世界に誇れるジェットコースターとしても知られている。それだけ強烈なインパクトのアトラクションだけに、熱狂的ファンも多い。

 そんな富士急ハイランドに新たに加わる絶叫アトラクションが、天空の回転ブランコ「鉄骨番長」だ。地上18階~20階建てのビルに相当する高さ59メートルのタワーの周りを、わずか4本のワイヤーに繋がれたブランコが最高時速51キロで高速回転する。同社によると、高さ50メートルを超える大型の回転ブランコは日本初登場だという。

 搬器の最高到達点は約47メートル。ブランコなので、もちろん足は固定されていない。また、回転は横方向だけでなく、上昇と下降を繰り返すという。今までに味わったことのないスリルが味わえることは間違いなさそうだ。

 高さのあるアトラクションだけに、「鉄骨番長」からは富士急ハイランドの園内が一望できるのはもちろんのこと、富士山や富士の樹海も見渡すことができる。果たして、絶景を楽しむ余裕があるかは定かではないが、絶叫アトラクションが好きなら、この夏、ぜひとも試してみたいところだ。



富士急ハイランド