映画「それでも恋するバルセロナ」の公開迫る、政府観光局も後押し

koisuru_001.jpg ウディ・アレン監督がメガホンを執り、スペインのバルセロナの魅力をふんだんに盛り込んだラブ・ストーリー映画「それでも恋するバルセロナ」の公開(6月27日)が迫ってきた。同作はスカーレット・ヨハンソンとペネロペ・クルスの二大女優に加え、2007年の映画「ノーカントリー」(コーエン兄弟監督)でアカデミー賞(助演男優賞)を受賞したハビエル・バルデムが出演するという、旬のキャストが集ったことでも話題の作品。スペインの政府観光局も豪華なプレゼントを用意し、同作の日本公開を後押しする。

 「それでも恋するバルセロナ」は親友同士のヴィッキー(レベッカ・ホール)とクリスティーナ(スカーレット・ヨハンソン)がバカンスで訪れたバルセロナの地で、画家のフアン・アントニオ(ハビエル・バルデム)と出会い、恋に落ちるというストーリー。そこにはアントニオの元妻マリア・エレナ(ペネロペ・クルス)も絡み、1人の男性をめぐって3人の女性が入り乱れながら恋の争奪戦を繰り広げていく。

 同作は第81回アカデミー賞助演女優賞(ペネロペ・クルス)や第66回ゴールデン・グローブ賞作品賞のほか、映画賞計16部門で受賞、42部門でノミネートされるなど、世界各地で高い評価を受けている。

 また、映画のストーリーもさることながら、作中にはサグラダ・ファミリア、ミロやピカソの美術館、大聖堂、サン・ジョセップ市場、グエル公園、そして絵ハガキのように地中海沿岸に広がる町の風景など、バルセロナの美しい街並みや名所が随所に散りばめられているのも魅力だ。

 スペインの政府観光局はそうしたバルセロナの魅力をもっと知ってもらうべく、プレゼントキャンペーン「映画を観て行こう!それでも恋するバルセロナ」を展開する。キャンペーンは前半(5月7日~31日)と後半(~7月30日)に分かれ、前半は、通常は一般の人が入れないスペイン大使館で行われる「それでも恋するバルセロナ」の特別試写会に50組100名を招待するほか、試写会当日にもう一度抽選を行い、1組2名にバルセロナ旅行をプレゼント。後半は応募者の中から抽選で1名2組にバルセロナの旅、5名にガイドブック「地球の歩き方 バルセロナ」がプレゼントされる。

 応募方法は、スペイン政府観光局が運営するキャンペーンサイト(http://www.viva-spain.jp)で出される2問のクイズに答えるだけ。映画の公開を楽しみにしている人はもちろん、スペインに興味がある人も、この機会に応募してみてはいかが?



「映画を観て行こう!それでも恋するバルセロナ」キャンペーンサイト