カプコンの「戦国BASARA」が7月に舞台化、若手の実力派俳優を起用

basara_butai001.jpg 2005年に発売された第1作からシリーズ合計で140万本を出荷しているカプコンの大ヒットゲーム「戦国BASARA」シリーズ。伊達政宗や真田幸村ら実在の戦国武将を操るアクションゲームで、同シリーズのヒットは「戦国時代ブーム」を巻き起こすに至っている。その「戦国BASARA」シリーズが、舞台化されることになった。公演は7月3日~12日で、会場は東京ドームシアターGロッソを予定している。

 カプコンは「ワンコンテンツ・マルチユース」戦略のもと、ヒット作のブランド価値拡大のためにさまざまなジャンルに進出。「戦国BASARA」シリーズはゲームのほかに、キャラクターグッズ、コミック、トレーディングカード、音楽CD&ドラマCDなどを展開し、さらに4月からはテレビアニメをTBS系で放映中だ。

 今回の舞台化はそうした戦略の一環として実現するもの。劇場ならではの3次元的殺陣や映像表現を取り込み、臨場感ある映像・音響・照明の効果によって、新たな「戦国BASARA」の世界観を創出するという。

 主要キャストは伊達政宗役に、ミュージカル「テニスの王子様」で跡部景吾役を演じた久保田悠来、真田幸村役に、「炎神戦隊ゴーオンジャー」(テレビ朝日系)のゴーオンブルーを演じた片岡信和を起用。いずれも今後の活躍が期待される新進のイケメン俳優だ。

 なお、「戦国BASARA」はさらなる新たな展開として、今年6月に、JTBによる伊達政宗・片倉小十郎ゆかりの地を訪れるバスツアーも企画している。こちらもファンは要チェックだ。



戦国BASARA公式サイト