ソニーの「楽しく体感して学べる科学館」、6月1日にリニューアル

sonyexplorascience002.jpg 盛田昭夫氏とともにソニーを創業した井深大氏が謡った会社設立の目的の一項目 「国民科学知識の実際的啓蒙活動」(ソニーの設立趣意書)に基づき、東京・台場に2002年7月にオープンした科学館「ソニー・エクスプローラサイエンス」。これまで100万人以上が来場した人気施設だが、今年2月26日から大規模な改修工事を開始、現在は休館の状態が続いている。そんな改修工事もあとわずか。リニューアルオープンは6月1日午前11時からと、正式に決定した。

 「ソニー・エクスプローラサイエンス」は“楽しく体感して、学べる”がコンセプトの科学館。ソニーが持つエレクトロニクス製品や、エンタテインメント・コンテンツ(映画、音楽、ゲームなど)に活用される最新技術の基礎を集約した施設だ。

 リニューアルされる「ソニー・エクスプローラサイエンス」は、「光、音、エンタテインメントを楽しく学べる体験型科学館」がテーマ。このテーマに則り、館内を3つのゾーン(光、音、エンタテインメント)に体系化する。

 画像認識技術を応用した「モーションマジックミラー」などの人気の高い既存の展示物に加え、新たに3Dシアターの導入、アーティストの小阪淳氏による20個のスピーカーを使用した作品“ONBA”の導入、ソニーの技術者によるワークショップの開催、ソニーの最新技術を詳しく知ることができる企画展など、さまざまな展示・企画を用意する予定だ。



ソニー・エクスプローラサイエンス