50~60代の母親たちの「意外な本音」、子供に言われてショックな一言は?

hahanohi_fuketa001.jpg 5月10日の「母の日」が迫ってきた。自分を育ててくれ、日頃から気にかけ、手をさしのべてくれる母親に感謝を表す日だが、すでにこの日に向けて花やプレゼントの準備をしている人も多いのではないだろうか。そんな「母の日」を前に、女性マーケティングを専門に手がけるトレンダーズが、子どもを持つ50~60代の母親1,030名に意識調査を行なった。

 子どもにとって最も身近な存在である母親。それだけに無意識に言いたいことをさらりと言ってしまいがちだが、今回の調査ではまず、「娘・息子に言われて最もショックな一言はどんな一言か」を聞いている。その結果、トップは「老けたね」(25.0%)で、次いで「太った」(8.8%)、「忘れっぽくなった」(8.7%)、「うるさい」(7.8%)、「しわ・しみが増えた」(5.0%)、「白髪が増えた」(4.7%)と続いた。4人に1人という高い割合を示した「老けたね」をはじめ、「太った」「しわ・しみが増えた」「白髪が増えた」と外見的な“老い”や美容面に関する言葉にショックを受ける母親が多いようだ。

 逆に「最も嬉しい一言」の質問では、「若く見えるね」(27.1%)がトップ。以下、「ありがとう」(24.0%)、「きれい・かわいい」(8.0%)、「料理が美味しい」(7.7%)、「無理しないでね・元気でいてね」(7.3%)と続いた。感謝の言葉の定番「ありがとう」や「料理が美味しい」を「若く見えるね」が上回るなど、「ショックな一言」の結果と合わせ、50~60代の母親は自分の「外見」を強く意識していることがうかがえる。

 そうした「外見」を保つのに役立つアイテムは化粧品。そこで「母の日」のプレゼントとして化粧品が欲しいかどうかを聞いたところ、「とても嬉しい」(30.5%)と「どちらかといえば嬉しい」(51.0%)を合わせた81.6%が「嬉しい」と答えている。

 具体的に「いま欲しい化粧品」を聞いてみると、トップは「美容液」(38.5%)で、以下、「口紅・リップグロス」(12.2%)、「ファンデーション・フェイスパウダー」(12.2%)、「パック」(8.3%)、「化粧液・乳液」(6.1%)と続いた。「美容液」が圧倒的という結果から、メイクでカバーするよりも、素肌そのものを美しくして「若さを保ちたい」との意識が働いているのかもしれない。

 「母の日」のプレゼントを悩んでいた人は、この結果を参考にしてみてはいかが?



数字で分かるオンナゴコロ(トレンダーズ)