悲鳴を上げる30代ビジネスマンの肉体、8割が「体の不調や衰えを実感」
発行:2009年04月30日 18:41
人間が生きている以上、避けては通ることのできない身体の衰え。一般的に30代を迎えると、若く、ハツラツとしていた20代との違いに気づき、「疲れやすくなった…」と自覚することが多いが、実際に30代の人たちは自身の身体についてどのように感じているのだろうか。大正製薬が「30代男性ビジネスマンを襲う精神的、肉体的な“衰え”と“体の不調”」について調査を実施した。
まず、「30代になり、仕事や家庭、社会の中で責任ある立場の重みを感じることが増えたか」との質問をしたところ、79%が「感じることが増えた」と回答。次に「30代になり、仕事において、忙しいと感じることが増えたか」との質問では71%が「増えた」と回答している。さらに「30代になり、からだの衰えを感じることが増えたか」とたずねたところ、87%が「感じることが増えた」と答えるなど、数字の上でも30代は仕事の負担増や身体の衰えを感じる人が多いようだ。
その上で、具体的に「からだの不調を感じる原因」を複数回答で聞いたところ、トップは「仕事の内容」(69%)となった。次いで「会社内の人間関係」(33%)、「通勤」(15%)と続き、全体的に激務が身体の不調に繋がっていると考えている人が多いことが分かる。
そして30代になり身体の衰えを「感じることが増えた」と回答した87%のうち、3人に2人は「肩こりを感じやすくなった」と回答。また、6割近くは「腰痛を感じやすくなった」とも答えている。厚生労働省が発表している「平成19年国民生活基礎調査」でも、腰痛・肩こりの症状を訴える人は30代から急増しており、今回の調査でも類似の結果が出た格好だ。
大正製薬