富士通初の国内向けネットブック「LOOX M」、直販価格は6万円弱から

looxm001.jpg 4月20日に東芝が「dynabook」ブランドを冠したネットブック「dynabook UX」シリーズを発表したのに続き、21日、富士通が「LOOX M」シリーズを発表した。富士通のネットブックは、海外市場では8.9型液晶を搭載した「AMILO Mini」シリーズを販売しているが、国内向けとしては「LOOX M」が初めての製品となる。

 発表された「LOOX M」は10.1型ワイド液晶を搭載した製品。昨年9月の時点で富士通はネットブックを「来年投入」と予告しており、今回の「LOOX M」は予告に則った形だ。

 スペックはCPUがAtom N270(1.60GHz)、メモリは1GB(最大2GB)、HDDは160GB、OSはWindows XP Home Editionなど。通信回りはEthernet、IEEE 802.11b/gの無線LANやBluetooth 2.1+EDRなどを備え、130万画素WebカメラやSDカード(SDHC)とメモリースティック(PRO)対応のスロットも搭載している。

 バッテリ駆動時間は約2.6時間(大容量バッテリ使用の場合は約5.3時間)。本体色はルビーレッドとミルクホワイトの2色だが、富士通の直販サイト「WEB MART」ではブラックも販売されている。店頭予想価格は6万円前後で、直販サイトでは59,800円で販売中だ。



LOOX M(富士通)