「dynabook」ブランドを冠したネットブック、東芝が6万円台で発売へ

dynabookux002.jpg 低価格で買えるノートパソコンとして人気のネットブック市場に、東芝が主力ノートパソコンブランド「dynabook」の名を冠した新製品を投入、4月 24日から発売すると発表した。東芝は昨年9月に、同社初のネットブックとして「NB100」を発表しており、新製品は「NB100」の進化形という位置づけだが、「dynabook」のラインアップに組み込んだあたりからも東芝の“本気度”がうかがえる製品だ。

 発表されたのは10.1型液晶を搭載した「dynabook UX」シリーズ。丸みを帯びたスタイリッシュなフォルムや、手にした際の質感へのこだわりなど、これまで「dynabook」シリーズがユーザーから支持されてきた理由のひとつでもある“洗練されたデザイン”を踏襲し、「ネットブックは安っぽい」というイメージとは異なる雰囲気を醸し出している。

 使い勝手を大きく左右するキーボードのキーピッチは19ミリを確保。「NB100」では15.9ミリとやや狭かったが、液晶の大型化(8.9型→10.1型)に伴いキーピッチも拡大、使い勝手が向上した。

 主なスペックはCPUがAtom N280 1.66GHz、メモリが1GB(最大1GB)、HDDが160GB、OSがWindows XP Home Edition 正規版 Service Pack3、重量が1.18キロなど。バッテリ駆動時間は約4.0時間で、オプションの大容量バッテリでは約10.0時間駆動する。本体色はスノーホワイト、サテンブラウンの2色。

 本体価格は6万円前後で、2年間限定で利用できるネットブック向け「Office Personal 2007 2年間ライセンス版」(※ライセンス延長は不可能)が搭載されたモデルは7万円前後となる見込みだ。



「dynabook UX」シリーズ(東芝)