TSUTAYAがシニア向けサービス拡充、オリジナル商品やテレビ通販番組も
発行:2009年04月20日 17:55
レンタル大手のTSUTAYAがユニバーサルミュージックとタッグを組み、新たに50~60代のシニア層をターゲットにしたオリジナル商品の企画・販売を手がけることになった。オリジナル商品の第1弾は「洋画サントラ『君と観た曲』」「洋楽ディスコ名曲コンピ『FOREVER FEVER』」の2つで、いずれも5月に発売。価格はいずれも9.800円を予定している。
今回、TSUTAYAとユニバーサルミュージックがシニア層向けの商品を展開するのは、音楽CDの新たな主要購買層と期待される40代以上の“オトナ世代”を獲得し、市場を活性化させるのが狙い。事前に50~60代を対象に行ったアンケートの結果、「懐かしい」「元気になれる」「癒される」のコンセプトに高いニーズが見られたことから、第1弾として「洋画サントラ」「洋楽ディスコ名曲コンピ」が選ばれた。
「洋画サントラ『君と観た曲』」に収録されるのは、「スパイ大作戦 薔薇の秘密指令」や「アメリカン・フラフィティ」、「ニューヨーク・ニューヨーク」など、往年の名作で使用された楽曲を中心に全80曲。一方の「洋楽ディスコ名曲コンピ『FOREVER FEVER』」は、ドナ・サマーの「ホット・スタッフ」や、デヴィッド・ボウイの「レッツ・ダンス」など、かつてディスコシーンを飾った名曲揃いの77曲を収録する予定だ。
TSUTAYAは4月20日から、新たな販売チャンネルとして、BSデジタル放送のBS朝日とBS-TBSで通販番組「TSUTAYAダイレクト」をスタート。シニア世代向けの商品も、店頭やオンラインショッピングとともに、「TSUTAYAダイレクト」でも販売していく。
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