「システム手帳に入れて持ち運ぶ」ネット閲覧端末、ウィルコムが発表

willcomns003.jpg ウィルコムがインターネットの閲覧に特化した、新しいコンセプトの東芝製デバイス「WILLCOM NS」(型番:WS026T)を発表した。端末に同梱される「リフィルアダプター」を使用してシステム手帳に挟むことで、まるで手帳の一ページのような感覚でインターネットを活用できるという、全く新しい使い方を提案する端末だ。発売は4月24日から。

 「WILLCOM NS」は、パソコンで見ているインターネットを「もっと気軽に楽しみたい」「もっと身近に持ち歩きたい」というニーズに対応した端末。システム手帳での利用を想定しているように、外出の多いビジネスユーザーをターゲットに据えている。

  機能的にはお気に入りに登録したサイト(最大10件)を定期的にダウンロードできる「オートパイロット」機能を採用するなど、インターネットの閲覧にとことんこだわった。また、ブラウザにはJavaScriptやFlashにも対応した「NetFront」と、「jiglets」の2つを搭載。「jiglets」はブラウザと「jiglet」と呼ばれる小さなアプリケーション、それを表示するデスクトップで構成されたアプリケーションで、「オートパイロット」機能はこの「jiglet」を使用することで実現している。

  ほかのスペックは480×800ドットの4.1型WVGA液晶(感圧式タッチパネル)、IEEE802.11b/gのWi-Fi対応、本体の厚さが約11ミリ、バッテリ駆動時間は約6時間(W-SIM利用時)、microSD(SDHC)(16GB microSDHCまで対応)など。

 発売は4月24日からだが、ウィルコムストアでは4月17日から予約受付を開始する。価格は「W-VALUE SELECT」で新規契約の場合、通信料が月額980円、本体代金2000円×24回払い、頭金4800円。



「WILLCOM NS」製品情報