「人生ゲーム」に“極辛”バージョン、世知辛い世の中を生き抜けるか

jinsei_gokukara002.jpg 1968年に発売され、日本におけるボードゲームの歴史を創り上げてきたタカラトミー(旧タカラ)の「人生ゲーム」。これまでさまざまなバリエーションが生まれ、現在までに45種類が世に送り出されているが、第46弾として“極辛”バージョン「人生ゲーム極辛」が登場する。テーマはズバリ「世知辛い世の中を生き抜くこと」だ。4月23日発売で、価格は3,990円(税込み)。

 「人生ゲーム極辛」は、現在の世相を反映した最新版。マス目には「メタボ改善のため、スポーツクラブに通う」「ゲリラ豪雨に負けない雨具を考案」「ETCの休日割引で高速道路を利用」「落書きされた世界遺産の修復に寄付」「裁判員に選ばれる」など、まさに“今”がたくさん詰まった「人生ゲーム」だ。

 大きな特徴は3つ。まず、従来の「人生ゲーム」に比べてボードサイズが1.5倍に拡大した。新たに特別なコースが設けられ、ボードの大きさとともにマス目も約1.5倍となり、世知辛い世の中における人生の疑似体験を満喫できる。

 次にスパイラルゾーン(=渦巻き状のマス目)を新設。スパイラルゾーンにはハードコースとノーマルコースの2コースを設け、より「人生、山あり谷あり」を強調した。

 さらに随所に設置されたギャンブルマスで“キャリーオーバー制”を採用。このマスでプレイヤーが賞金を獲得できなかった場合に賞金がどんどん貯まっていくため、一発逆転のチャンスが十分にあるシステムとなった。また、ゴールしたあとには“宝くじ”のチャンスもあり、最後まで目が離せないドキドキの展開が待っている。



タカラトミー