疲れが吹っ飛んだニュース1位は「WBCの連覇」、“現代人の疲れ”調査
不況の影響で世の中が暗い気持ちに傾きつつある昨今。現代人の精神的、肉体的な疲労は、以前にも増して蓄積されているように見えるが、そうした現在の“疲労”の具合について、世間はどう感じているのだろうか。パナソニックマッサージソファPR事務局が、20~50代の男女400名を対象に「現代人の疲れに関する意識調査」を実施した。
まず、「普段の生活の中で疲れを感じているか?」と聞いたところ、ほぼ100%が疲れていると回答。その要因として「労働による肉体的疲労」と「仕事による精神的疲労(職場の人間関係)」との回答がそれぞれ4割を占めた。
次に「08年度よりも09年度の方が疲れを感じる一年になりそうか」という質問では、約70%が「はい」と回答。男女で比較すると「はい」と回答した人が各年代とも女性に比べて男性が約10%も上回る結果となっている。
そして「最近の経済情勢や政治のニュースを見て疲れを感じるか」との問いに対しては、2人に1人が「はい」と回答。昨年からの急激な景気後退や、内閣支持率の急低下、政治家の不祥事といったニュースからも、疲れを感じる人が多いようだ。また、年代別に見ると、こうした社会的なニュースの影響を直接受けるのは30~50代と、比較的高い年代が目立っている。
そうした中でも、3月の「WBC連覇」のニュースは「最も疲れが吹っ飛んだニュース」とする人が多く、また、「定額給付金支給」「ETC利用で休日の高速道路料金が1000円に」なども好意的に受け止めている人が多い。
さらに「疲れているときに言われるとイラっとする言葉は?」と聞いたところ、上から順に「これやって」「早くして」「頑張れ」という結果に。本来前向きな言葉であるはずの「頑張れ」は3位にランクインしているが、ストレス社会の中では「嫌味」と捉えたり、「もう頑張ってるのに…」と、さらなるプレッシャーをかけられていると感じる人が多いのかもしれない。
最後に「疲れを吹っ飛ばしてくれる著名人は?」として名前を挙げてもらったところ、上から順に「明石家さんまさん」「所ジョージ」「北野武」「Mr.children」「オードリー」となった。蒼々たる面々の中にオードリーの名前があることからも、その躍進ぶりがうかがえる結果となっている。
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