東大生のニュース情報源は「パソコン」、難関大生は「ケータイ」が主流

todaipc001.jpg 日々流れる時事ニュースの情報源として、大学生はどのようなものを利用しているのか。東大家庭教師友の会が東大生や、早稲田・慶応・一橋を含む主要難関大生を対象に、「日常的に利用するメディア」に関する調査を行った。その結果、主に東大生は「パソコンのニュースサイト」、難関大生は「ケータイのニュースサイト」と、異なる傾向が現れている。

 まず、「時事ニュースの情報源として一番利用するメディア」について聞いたところ、東大生は「パソコンのニュースサイト」(32.4%)がトップ。次いで「テレビ」(27.5%)、「ケータイのニュースサイト」(21.1%)、「新聞」(18.3%)と続いた。

 一方、難関大生のトップは「ケータイのニュースサイト」(34.0%)で、以下「テレビ」(29.9%)、「パソコンのニュースサイト」(22.7%)、「新聞」(12.4%)と続いている。ともに2位の「テレビ」は同じだが、1位はパソコンとケータイでハッキリとした違いが現れた。

 ちなみに、東大家庭教師友の会では以前、「SNSへのアクセス媒体」を行ったところ、同じように東大生はパソコンから、難関大生はケータイからのアクセス比率が高かったという。2つの調査結果から、東大生は“パソコン派”、難関大生は“ケータイ派”との傾向があると言えそうだ。

 次に「1日に何時間くらいテレビを見るか」を聞いたところ、全体で最も多かったのは「1時間~2時間」(40.5%)。次いで「ほとんど見ない」(28.0%)、「30分未満」(15.5%)となっており、日常生活の中であまりテレビに時間を割いていないことが分かる。

 また、新聞については「定期購読していない」(44.9%)との回答が一番多かった。



東大生はパソコン派、その他難関大生はケータイ派 ニューメディアを利用するも、98%が"本はなく(東大家庭教師友の会)