中学生&高校生の半数以上が授業中にウトウト…、居眠りに関する調査
学業に励むことが学生の本分であることは分かってはいても、ついついしてしまうのが授業中の居眠り。これから暖かな春を迎えるにあたり、新学期早々、授業中にウトウト…ウトウト…としてしまう人もいるだろう。そんな授業中の居眠りについて、学生服・体操服メーカーの尾崎商事が調査を実施。結果を公表している。
調査はインターネットで、全国の中高生500人を対象に行われた。まず、「授業の楽しさ」について聞いたところ、「楽しい」「どちらかというと楽しい」と回答したのは、中学生が56.7%、高校生が50.2%で、中学生よりも高校生のほうが、「授業は楽しい」と感じている生徒が若干少ない結果となっている。
次に「授業中の居眠り」について聞いたところ、「よくする」「たまにする」の合計は、中学生で59.1%、高校生で78.6%と、どちらも過半数を超える生徒が居眠りをしていることが分かった。高校生のほうが居眠りをする傾向が出ているが、「よくする」の回答に限ってみると、中学生は17.8%と2割弱なのに対して、高校生は40.7%と、4割を超える数字となっている。
ちなみに、授業を「楽しい」(「どちらかというと楽しい」を含む)と回答した生徒は「楽しくない」(「どちらかというと楽しくない」を含む)と回答した生徒に比べ、居眠りをする生徒が少ない傾向も。「授業が楽しければ居眠りなどしないのに」との生徒の声が聞こえてきそうな傾向だ。
さらに「居眠りの理由」について自由回答形式で聞いたところ、「前日に遅くまで起きていて寝不足だったから」「試験前などで、夜遅くまでの勉強が続くとき」など、寝不足を理由に挙げる生徒が多い。また、「授業が単調すぎる」「授業がつまらなかったから」といった授業内容への不満や、「週末に土日とも部活の試合があって、疲れていたから」「給食の後だったから眠かった」など、体調面の理由を挙げた回答も目立っている。
授業中の居眠りに関する調査(尾崎商事)