ドラマ「ロス:タイム:ライフ」が異例の復活、au向けに限定配信
2008年2月から、フジテレビ系の土曜23時枠で全11話(レギュラー9話/特別編2話)放送されたドラマ「ロス:タイム:ライフ」。死の直前に現れる謎の審判団から“ロスタイム”の提示を受けた主人公が、人生の残りわずかな時間をどのように生き、何を思いながら死を迎えるのかを描いた一話完結のオムニバススタイルの作品だ。平均視聴率は10.3%と、深夜帯のドラマとしては好視聴率を記録。実験的な要素を含む作品だっただけに、視聴率の数字以上に高く評価するドラマファンも多い。
そんな「ロス:タイム:ライフ」が異例の復活を遂げる。フジテレビで新作……ではなく、KDDIが配信コンテンツとして完全新作を制作するというスタイルでの復活だ。サブストーリーやスピンオフではなく、テレビドラマの続編となる新作が、携帯電話配信限定のコンテンツ向けに制作されるのは珍しいケースと言える。
4月から配信される第1弾「猫編」は、若手女優の成長株・谷村美月が主演に起用し、さらに田畑智子、青木崇高が出演する。また、5月からは第2弾「ロックスター編」を配信(※キャストは未発表)。どちらもテレビ版で唯一11話すべてに登場し、ストーリーのキーマンとなっていた温水洋一が出演する。
配信はauの番組配信サービス「LISMO Channel」、KDDIのビデオコンテンツ配信サイト「LISMO Video Store」、ひかりone TVサービス「MOVIE SPLASH」、ケーブルテレビ局との提携により提供する「MOVIE SPLASH VOD」で行う。「ロス:タイム:ライフ」のファンは要チェックだ。
☆テレビドラマ版の「ロス:タイム:ライフ」
第1節「カメラマン編」(瑛太)
第2節「刑事編」(小山慶一郎)
第3節「スキヤキ編」(友近)
第4節「看護師編」(上野樹里)
第5節「幼なじみ編」(伊藤淳史)
第6節「ヒーローショー編」(田中直樹)
第7節「極道の妻編」(常盤貴子)
第8節「部長編」(真木よう子)
第9節「ひきこもり編」(大泉洋)
特別版「前・後編」(温水洋一)
ロス:タイム:ライフ(公式サイト)