女子中高生は「定額給付金」をどう思う? 6割強が「経済効果なし」
発行:2009年03月12日 21:55
国民1人あたり12,000円(65歳以上と18歳以下は20,000円)が支給される定額給付金。総額2兆円にも上る、国民にとっての“臨時ボーナス”をめぐり、すでにさまざまな業界が給付額面の12,000円や20,000円に合わせた商品を投入するなど、定額給付金争奪戦が始まっているが、こうした国の施策を女子中高生はどのような目で見つめているのだろうか。女子中高生向けホムペ作成サイトを運営しているピーネストが意識調査を実施した。
女子中学生1,001人、女子高生1,001人の計2,002人を対象に、携帯電話から行ったこのアンケート調査。まず、「定額給付金をいくらもらえるか知っていますか?」と聞いたところ、女子高生の73.1%、女子中学生の69.4%が「知っている」と回答。定額給付金自体には関心が高いことがうかがえる。
次に「定額給付金を配ることで日本経済が豊かになると思いますか?」と聞いたところ、女子高生の26.6%、女子中学生の21.1%が「全くそう思わない」と回答した。また、女子高生の38.5%、女子中学生の42.8%が「あまりそう思わない」と答えるなど、多くの女子中高生が定額給付金は景気には影響を及ぼさないと考えていることが分かった。
そして「定額給付金をもらったら何に使いますか?」と、その使い道について聞いたところ、女子高生の26.0%、女子中学生の24.8%が「親にあげる・とられる」と回答。自分では使うことができないと考えている人が多いようだ。それ以外の回答は中高生ともに、「遊びに使う」「貯金する」「服を買う」「生活費の足しにする」「学費の足しにする」の順となっている。
ピーネスト