小学館が月刊マンガ誌「ゲッサン」創刊へ、連載陣は3月4日から随時発表

gekkansunday_sokan.jpg 昨年、創刊50周年を迎えた小学館のマンガ誌「週刊少年サンデー」。これを記念して行われた「週刊少年マガジン」(講談社)とのコラボレーションが話題となったが、皮肉にも記念すべき年に姉妹誌「週刊ヤングサンデー」が休刊となってしまった。こうした中で、新たに月刊版の「サンデー」を創刊することが発表された。誌名は「ゲッサン」。創刊日は明かしていないものの、連載陣は3月4日から公式サイト(http://gekkansunday.net/)で随時伝えられる予定だ。

 「漫画力絶対主義」を掲げる「ゲッサン」は、「本当の少年誌は、いつどんな時に読んでも、面白い!」「本当の少年誌は、大人が読んでも、女性が読んでも、面白い!」をコンセプトとした月刊マンガ誌。増刊を除き「少年サンデー」の月刊版が発売されるのは初のことだ。

 連載陣は、3月4日から創刊までの間に公式サイトで毎週水曜日に徐々に発表する予定。現時点では1人も明かされていないが、同編集部の公式ブログには「素晴らしい才能を持った信じられないくらい多くの作家さんたちが馳せ参じてくれました」と記されている。

 また、創刊に向けて新人作家の作品を募る「第1回GET THE SUN(ゲッサン)新人賞」も開催。本誌だけでなくウェブ版やモバイル版、小冊子などにも作品を掲載していくという。2007年に「月刊少年ジャンプ」(集英社)が休刊となるなど、不振傾向の月刊マンガ誌界に新風を巻き起こせるのか、新たな才能の発掘とともに注目の雑誌となりそうだ。



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