成分量アップで発毛力も5倍? 男性用発毛剤「リアップX5」発売へ
発行:2009年02月23日 21:06
薄毛に悩む男性の強い味方として、1999年に登場した大正製薬の発毛剤「リアップ」。もともとは血圧を下げる薬として使用されていた成分ミノキシジルを配合しており、04年発売の女性用「リアップレディ」とともに多くの愛用者を生んでいる。こうした中で、ミノキシジルの配合量を5%にアップした「リアップX5(エックスファイブ)」が6月に発売されることとなった。成分量がアップしたことで、発毛力の上昇も期待できそうだ。※画像は「リアッププラス」と「リアップレディ」
日本初の発毛剤として発売当時は品切れ状態となるほど人気を呼んだ「リアップ」だが、ミノキシジルの配合量は1%。海外で主流となっているミノキシジル5%製剤に比べ、発毛力の弱さが指摘されていた。そのため、より強い発毛力を求め、ミノキシジル5%製剤を海外から個人輸入している人も少なくない。
こうした状況から、大正製薬ではミノキシジル5%製剤の製造販売承認を厚生労働省に申請。2月23日に取得し、「リアップX5」が発売できることとなった。
昨年10月からミノキシジル5%製剤の個人輸入が1カ月分に制限されたこともあり、海外からの入手が面倒になった現在、「リアップX5」の発売は薄毛に悩む人にとって朗報となりそうだ。内容量は60ミリリットルを予定している。
大正製薬
リアップ