日本で最も世界的ブランド価値がある企業はトヨタ、任天堂も5位にランクイン

jbgb001.jpg さまざまな日本企業のブランドは、世界的な基準でどの程度の価値があるものなのか。そんなブランドの価値について、インターブランド社が「Japan’s Best Global Brands 2009(日本のグローバル・ブランドTOP30)」をまとめ、結果を公表している。トップに輝いたのは昨年9月に発表された「2008 Best Global Brands(最も優れた国際ブランド2008)」に、日本企業として最高の6位にランクインしたトヨタだった。

 どのようなランキングとなったのかを簡単に確認しておこう。

◎日本のグローバル・ブランド
1位 トヨタ
2位 ホンダ
3位 ソニー
4位 キヤノン
5位 任天堂
6位 パナソニック
7位 レクサス
8位 日産
9位 東芝
10位 シャープ
11位 資生堂
12位 コマツ
13位 スズキ
14位 ニコン
15位 リコー
16位 オリンパス
17位 三菱電機
18位 ブリヂストン
19位 ダイキン工業
20位 ヤマハ(ヤマハ発動機株式会社+ヤマハ株式会社)

 トップのトヨタ以下、上位は日本の基幹産業とも言える自動車・エレクトロニクス関連業界のブランドが多くを占め、日本の産業構造の特徴がランキングにも反映されたものとなっている。

 ブランド価値の向上が目立つのは5位の任天堂。この不況下においても最高益を見込むなど、そのブランド価値は半年で5%も上昇している。また、6位のパナソニックも長年使用してきたブランド名「松下電器」ならびに「National」を廃止し、全世界でブランドを統一した効果が盛り込まれているため、昨年9月発表時の金額がほぼ維持される結果となった。



Japan’s Best Global Brands 2009(日本のグローバル・ブランドTOP30)