1秒間に30枚の高速連写ができるコンパクトデジカメ、カシオ計算機から登場
発行:2009年02月10日 03:41
人間の目では捉えきれない“瞬間”を高速連写で切り取ってくれるデジカメとして、昨年3月の登場以来、絶賛を浴びているカシオ計算機の「HIGH SPEED EXILIM」シリーズ。羽ばたく鳥や水しぶき、動き回る猫、投げたボールなどをブレることなく撮影ができるため、「肉眼では見えない世界」を覗くことができると上々の評判だ。そんな「HIGH SPEED EXILIM」シリーズに、新たにコンパクトデジカメタイプの2製品が仲間入りすることになった。
2月9日に発表されたのは「HIGH SPEED EXILIM EX-FC100」と「HIGH SPEED EXILIM EX-FS10」の2製品。従来の「EXILIM PRO EX-F1」と「HIGH SPEED EXILIM EX-FH20」は大きなボディだったが、今回発表された2製品はいずれも大幅な小型化を実現、気軽に持ち歩けるサイズにまとめられている。
両製品は910万画素、30枚/秒の高速連写、最大1,000fpsのハイスピードムービー撮影(224×64ピクセル時)、SDHC/SDメモリーカードなどの仕様は共通。異なるのは液晶サイズやズームの倍率などで、「EX-FC100」が2.7型液晶、光学5倍ズーム、CMOSシフト方式の手ブレ補正を採用しているのに対し、「EX-FS10」は2.5型液晶、光学3倍ズームの採用となっている。
「EX-FC100」の本体色はホワイトとブラックで、価格はオープンプライス(5万円前後)。「EX-FS10」の本体色はホワイト、レッド、グレイで、価格はオープンプライス(5万円前後)。
EX-FC100
EX-FS10