スカーレット・ヨハンソンが出演映画で早世アーティストをカバー、サントラに収録
「真珠の耳飾りの少女」や「ロスト・イン・トランスレーション」などの演技が高く評価され、「マッチポント」で人気を不動のものにしたハリウッド女優のスカーレット・ヨハンソン。昨年は3本の映画に出演したほか、俳優ライアン・レイノルズとの入籍、念願の歌手デビューを果たすなど、公私ともに充実の1年となった。そんなスカーレット・ヨハンソンが出演映画「He's Just Not That Into You」(2月6日全米公開)の劇中歌で早世のアーティスト、ジェフ・バックリィのカバーを手がけている。同曲は、公開に先駆けて2月3日に発売される同映画のサウンドトラックに収録される予定だ。
トム・ウェイツのカバー曲が中心となったデビューアルバム『レイ・マイ・ヘッド』は専門家の間でも賛否両論だったスカーレット・ヨハンソンだが、再びカバー曲に挑戦。今回は、ジェフ・バックリィの最初にして最後のオリジナルアルバム『グレース』に収録されている「ラスト・グッドバイ」を取り上げている。
ジェフ・バックリィは94年発表のアルバム『グレース』でデビューし、その美声が「天使の歌声」と評されるなど当時米国で最も将来を嘱望されたシンガー・ソングライター。しかし、97年にミシシッピ川を遊泳中に溺れ、30歳にして帰らぬ人となった。
サウンドトラックにはコリーヌ・ベイリー・レイ、R.E.M.、トーキング・ヘッズ、ジェイムス・モリソン、間ルーン5、ザ・ティン・ティンズ、リリー・アレン、キーン、ザ・キュアーらの楽曲も収録。映画とサウンドトラックの日本公開・発売は未定だが、サウンドトラックのUS盤は日本の各ネットショップでも販売する。ひと足早く映画の雰囲気が味わってもよいかもしれない。
[作品概要]
タイトル: 『He's Just Not That Into You : Original Sound Track』
発売日: 2009年2月3日
収録曲:
01. Corinne Bailey Rae - I'd Like To
02. My Morning Jacket - I'm Amazed
03. The Human League - Don't You Want Me
04. R.E.M. - Supernatural Superserious
05. Tristan Prettyman - Madly
06. Talking Heads - This Must Be The Place (Naive Melody)
07. The Black Crowes - By Your Side
08. Wilco - I Must Be High
09. James Morrison - You Make It Real
10. Maroon 5 - If I Never See Your Face Again
11. The Replacements - Can't Hardly Wait
12. The Ting Tings - Fruit Machine
13. Lilly Allen - Smile
14. Keane - Somewhere Only We Know
15. Erin Mccarley - Love, Save The Empty
16. The Cure - Friday I'm In Love
17. Scarlett Johansson - Last Goodbye
映画「He's Just Not That Into You」(公式サイト)-英語-
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