サッカーの名門バルセロナに短期留学、試合観戦もできる親子ツアー登場

barcakidstour.jpg サッカーの名門としてプロ選手も憧れるスペイン1部リーグのバルセロナ。トップチームの名声はもちろんだが、それを支える育成システムも同クラブの誇りの1つだ。世界中の優秀な若者が集い、これまで多くの一流選手を輩出している。そんなバルセロナに短期留学できるツアーを日本旅行が企画し、参加者の募集を開始した。同クラブのコーチ陣の指導を同世代のスペイン人スクール生とともに受けられるほか、本拠地でトップチームの試合観戦(マラガ戦)やサクラダファミリアをはじめとする世界遺産観光も予定している。日程は3月20~30日の11日間で、対象年齢は6~12歳、参加費用は39万8,000円(子供1人、2名1室利用)。

 リオネル・メッシ選手(アルゼンチン代表)やティエリ・アンリ選手(フランス代表)、シャビ選手(スペイン代表)らを擁するバルセロナは今季、2位に勝点差12をつける独走でリーグ戦前半を折り返した。欧州チャンピオンズリーグでも優勝候補の筆頭に挙げられている。そんなトップチームを支えているのが、「カンテラ」と呼ばれる下部組織。現在同クラブの指揮を執るジョゼップ・グアルディオラ監督をはじめ、現役でもメッシ選手、シャビ選手、アンドレス・イニエスタ選手、カルレス・プジョル選手らを輩出している。また、イングランドで活躍するセスク・ファブレガス選手(アーセナル)もバルセロナのカンテラ出身だ。

 バルセロナは2007年から2年続けて横浜で「FCバルセロナキッズキャンプ」を開催したが、参加者から「現地で指導を受けたい」という要望が多数寄せられたため、今回の短期留学を実施することとなった。練習は1週間のプログラムで、午前中は日本人のみ、午後はスペイン人スクール生のグループとともに指導を受ける。

 また、ツアー前半はサクラダファミリアや本拠地カンプノウスタジアムの見学、3月22日にはトップチームの試合観戦も予定している。サッカーの技術だけでなく、同世代のスペイン人との交流や社会見学を通した学習、さらにスタジアムの雰囲気も味わえるツアー。かけがえのない経験が得られそうだ。



FCバルセロナキッズツアー バルセロナ11日間