旅行口コミサイトが「世界の汚いホテル」特集、各エリアのワースト10を発表
ホテルの善し悪しは、旅の満足度を大きく左右するもの。それだけに、宿泊するホテルの評判は気になるところだ。でも、ネットや書籍などで評判を把握しやすい国内のホテルとは違い、海外のホテルとなるとちょっと分かりにくい。そんなときに助けとなる旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」が、過激な特集「世界の汚いホテル」を公開した。少なくとも、この特集でワースト10に挙げられているホテルを避ければ、“最悪の旅行”にはならずに済むかもしれない。
この特集は「トリップアドバイザー」に寄せられた口コミをもとに、「アジア」「フランス」「ドイツ」「インド」「イタリア」「スペイン」「イギリス」「アメリカ」の汚いホテルをランキング形式でまとめたもの。名前の挙がったホテルは、それぞれ口コミも見ることができる。
例えば「アジア」の1位に選ばれてしまったバンコク(タイ)の「ファースト ホテル バンコク」の口コミを見てみると、「ベッドに大量の南京虫がいた」「ベッドにはあらゆるサイズの南京虫が大量発生しています」「大きなネズミの死骸を見つけました」など散々。一部「値段相応」「可もなく不可もなし」との意見もあるが、イヤな思いをしたという口コミは確かに多い。
「アメリカ」の1位に選ばれたのはニューヨークの「カーターホテル」。口コミを見てみると、「ホテルの廊下は悪臭がひどい」「虫だらけで全身刺された」など、こちらも文面を見るだけで、その汚さが十分に伝わってくるものばかりだ。
「インド」の1位はニューデリーの「セントール エアポート」。「部屋のあちこちにゴキブリがはびこっていました」「部屋中に髪の毛が散らばっていて、シーツは真っ黒、バスルームも気持ちが悪くなるほど汚れていました」「部屋はジメジメしていて不潔で悪臭がしました」など、どれも強烈だ。
なお、「トリップアドバイザー」は「世界の汚いホテル」と共に、ユーザーから高い評価を得たホテルをまとめた「トラベラーズ チョイス アワード 2009」も公開している。海外旅行を検討している人は、“最悪な旅行”の危険を回避する意味でも、「トリップアドバイザー」の特集をチェックしてみてはいかが?
世界の汚いホテル
トラベラーズ チョイス アワード 2009