TOTOと山本寛斎がコラボ、カラーを選べる「自分色のトイレ」発売
誰もが日々使う空間なれど、ほかの部屋ほどあまり“色”を意識することのないトイレ。そんなトイレへの意識を変えるべく、「トイレで人を元気にする」とのコンセプトのもと、TOTOが山本寛斎とコラボした「NEORESTcollection」を発売することになった。まず、第1弾の商品を2月2日からウェブで販売する。
「NEORESTcollection」は、山本寛斎からの提案によって実現した商品。山本寛斎は過去の入院体験から「『色彩』は人に大きな影響を与えるため、自分の好きな色を身につけたり、身近に置くことで、新たな活力が沸いてくる。トイレもまた、部屋と同じくプライベートな空間であるため、その空間を自分色にすることで、トイレを楽しい場とし、人を元気にすることができるのではないか」とTOTOに提案、それに共感したTOTOが開発したのが「NEORESTcollection」だ。
販売される商品は、デザイン性の高さと快適性を兼ね備えた「ネオレスト」シリーズ「Aタイプ」「AHタイプ」(グッドデザイン賞を受賞した便器シリーズ)用の「カラー便ふた」と「トイレタリー(トイレマットとスリッパ)」。この3つを「NEORESTcollection」に変えることで、無機質になりがちなトイレがパッと華やかに、明るく、楽しくなる。
「カラー便ふた」は手作りによる加工が行われるため、数量限定での発売。今回は「会津漆器」を手掛ける蒔絵職人が「カラー便ふた」のひとつひとつを丁寧に仕上げるという。全部で6色がラインアップされており、限定数量はブラックとグレーが各100枚、ブルーが70枚、オレンジとホワイト、グリーンが各50枚となっている。価格はいずれも35,000円(税込み)。
なお、「NEORESTcollection」の商品説明や購入だけでなく、商品の開発ストーリー、職人による製造工程などを公開したサイトもオープンしている(http://www.toto.co.jp/products/toilet/neorestcollection/)。
NEORESTcollection(TOTO)