ペースに合った曲を自動再生、ランニング・ウオーキング用音楽プレーヤー発売

bodibeat.jpg 健康への関心が高まる中、ランニングやウオーキングを行うことが定着して久しい。また、携帯音楽プレーヤーの普及により運動中に音楽を楽しむ人が増えているが、その際に気になるのが、自分のペースと音楽のテンポが合わないこと。曲につられてペースが乱れることも珍しくない。こうしたユーザーに向け、運動のペースに合ったテンポの曲を自動で再生する音楽プレーヤー「BODiBEAT」がヤマハから発売された。専用アームバンドや脈拍センサー付きイヤホン、専用ソフトなどが付属し、価格は2万9,800円(税込み)。

 「BODiBEAT」は、本体に内蔵された加速度センサーとイヤホンから分離している脈拍センサーでユーザーの運動ペースを測定できるフィットネス向け携帯音楽プレーヤー。「音楽との一体感による気持ちよさ」を体感できるという。

 「フリーワークアウトモード」では、運動ペースに合ったテンポの楽曲を自動的に再生。内蔵音源とシーケンサーで自動的に楽曲を生成する「BODiBEAT Mixer」を搭載しているため、ふさわしいテンポの曲が収録されていない場合でも、ペースに合った楽曲を生成して再生してくれる。最適な有酸素運動のペースを音楽で知らせる「フィットネスモード」も搭載しており、音楽との一体感を味わうことが可能だ。

 また、付属の専用ソフト「BODiBEAT Station」は、パソコン内の音楽ファイルを取り込んで解析してテンポや走りやすさといった情報を検出するほか、運動データ管理も可能。運動プログラムの監修は、東京大学大学院総合文化研究科の深代千之教授が担当している。



BODiBEAT
ヤマハ