ロッテ、創業60周年記念商品「ルーツ・オブ・ロッテ」を期間限定発売
発行:2009年01月10日 01:35
1948年の創業以来、60年に渡って日本の菓子業界をリードしてきたロッテ。そんなロッテの得意とするチョコレートの“原点”を創業60周年記念商品として商品化した「ルーツ・オブ・ロッテ」が、1月13日から期間限定発売されることになった。価格はオープンプライスで、店頭小売価格は168円(税込み)前後になる見込み。
「ルーツ・オブ・ロッテ」は、ロッテチョコレートの生みの親であるスイス人技師、マックス・ブラック氏の当時の製造レシピを再現した商品。まさにロッテの“原点”と言えるチョコレートだ。
原料にはガーナ豆のルーツである赤道ギニア・ビオコ島(旧フェルナンドポー島)のカカオ豆を使用。カカオの独特な香りと、まろやかでやさしいミルクの味わいが楽しめる。
1921年にスイスで生まれたマックス・ブラック氏はチューリヒ大学の機械科を卒業後、スイス、オーストリア、フランスなどのチョコレート工場技師として活躍し、ヨーロッパチョコレート界の権威として高い評価を獲得した人物。ロッテがチョコレートの製造を開始した1964年当時、日本のチョコレートはアメリカ式の軽い味わいのものが主流だったことから、ヨーロッパのチョコレートに匹敵する「本物のおいしさ」を実現させるために白羽の矢が立ったのがマックス・ブラック氏だった。
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