今年は「ハローキティ」誕生35周年、記念イベントや記念商品を展開へ
日本のみならず、世界中に多くのファンを持つサンリオのキャラクター「ハローキティ」。1974年の誕生から今年は35周年の節目の年となるが、これを記念して“35周年記念シンボルデザイン”を作成。各種イベントの開催や記念商品を展開していく。
「ハローキティ」はサンリオが1974年にデザインを開発したキャラクター。1975年に第1号商品の「プチパース」(ビニール製小銭入れ)を発売し、その後は商品点数はどんどん増え続け、現在は約70か国で年間約5万種類の商品が販売されている。子どもの頃に「ハローキティ」で育ち、大人になってからも変わらぬ愛を注いでいるファンも多く、幼児から大人まで幅広いファン層を持つのが大きな強味であり、特徴だ。
また、「サンリオピューロランド」(東京都多摩市)や「ハーモニーランド」(大分県速見郡)の両テーマパークをはじめ、ライブエンターテイメントの分野でも活躍。2008年には観光庁の「ビジット・ジャパン・キャンペーン中国・香港観光親善大使」にも任命されている。
今回、35周年を迎えるにあたり作成されたシンボルデザインは、「ハローキティ」のトレードマークでもあるリボンを5色で表現した「ハローキティ カラーズ(HELLO KITTY COLORS)」。もともとリボンには「人々の心と心を結ぶ」という意味が込められているが、トレードマークの5色、レッドには「なかよく(friendship)」、ピンクには「かわいい(cute)」、イエローには「おもいやり(heartful)」、グリーンには「きぼう(wish)」、ラベンダーには「やさしい(sweet)」と、それぞれに新たな意味が付与されている。
このシンボルデザインはサンリオの国内外グループ各社のみならず、ライセンス契約先の企業も採用、さまざまな商品を展開していく予定だ。
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