好きな魚は男性が「マグロ」で女性は「サンマ」、魚に関するアンケート
焼いて良し、煮て良し、生で良し。日本人の食卓には欠かすことのできない魚。でも、“食の欧米化”によって、昔ほど魚が食卓に上らなくなったという傾向も、よく耳にする話題だ。実際のところ、どの程度の頻度で魚は食べられ、また、どの種類の魚が好まれているのか。インターワイヤードが運営するネットリサーチサービス「ディムスドライブ」が魚に関するアンケート調査を実施した。回答者は10~60代以上の9,524人。
まず、「魚を食べるのは好きですか(※タコ・イカ・カニ・エビ・ウニ・貝類を除いた魚のみ)」との基本的な質問をしたところ、「まあ好き」(44.6%)と「大好き」(40.0%)の合計が84.6%に達した。反対に「あまり好きではない」(6.2%)と「嫌い」(1.5%)の合計は7.7%にとどまり、日本人が“魚好き”であることがそのまま数字に反映されている。(残りの7.7%は「どちらとも言えない」)
次に「どれくらいの頻度で魚・魚を使った料理を食べていますか」と聞いたところ、トップは「週に2~3日」(49.3%)だった。次いで「週に1日」(21.2%)、「週に4~5日」(11.6%)、「月に2~3日」(9.0%)、「ほぼ毎日」(3.6%)と続いている。まとめると「週に1日以上」食べている人は85.7%の高い割合となった。
そして「月に1回以上」魚を食べる人を対象に「よく食べる魚料理」を聞いたところ、最も多い回答は「焼き魚」(91.7%)に。次いで「刺身」(76.8%)、「煮魚」(54.5%)、「寿司」(51.8%)、「干物」(45.2%)、「フライ・揚げ物」(36.1%)と続き、上位5つが和食という結果となっている。
また、「好きな魚」を3つまで答えてもらったところ、トップは「サンマ」(3,596票)で、次いで「マグロ」(3,322票)、「サケ」(2,503票)、「サバ」(2,416票)、「アジ」(2,232票)となり、男女別では男性が「マグロ」、女性は「サンマ」が1位になっている。
最後に「魚の摂取は足りていると思いますか」と聞いたところ、「足りている」と回答した人は41.0%、「足りていない」人は38.9%となった。「週に1日以上」食べている人は85.7%と高い割合だが、それでも「足りていない」と感じている人は多いようだ。なお、1人暮らしの人は「足りていない」の割合が高く、55.3%と半数以上が「足りていない」と回答している。
『魚』に関するアンケート