日本最南端の梅酒「請福梅酒」2008年仕込み版の販売開始、泡盛に漬け込み黒糖使用
発行：2008年11月29日 00:57
近年の梅酒人気から、従来の甲類焼酎で漬け込んだものだけでなく、乙類焼酎や日本酒、ワインなどさまざまな種類の梅酒が飲食店で提供されるようになった。こうして多様化している梅酒の中でも、沖縄・石垣島で作られている請福酒造の「請福梅酒」は、“日本最南端の梅酒”として梅酒通の間で静かな人気を呼んでいる。泡盛に漬け込み、仕上げに黒糖を使用しているのが特徴だ。その「請福梅酒」の2008年仕込み分の販売を、12月1日から開始する。720ミリリットル入りで、価格は1,320円（税別）。
泡盛蔵元として約60年の歴史を持つ請福酒造があるのは、東京から2,252キロ離れた石垣島。独自の直火釜蒸留法を採用した泡盛「直火請福」などが人気だ。
「請福梅酒」は、その請福酒造の泡盛に和歌山県産の南高梅をじっくりと漬け込んだ梅酒。すっきりとした甘さの中にしっかりとした深いコクが感じられ、一般的な梅酒を甘すぎると感じる人にも好評だという。仕上げに黒糖を使っているため、独特の風味がする点も魅力のようだ。
2005年の販売開始以来、その味わいが梅酒通の間に口コミでじわじわと広がっていき、昨年仕込み分は予想以上の反響から今年10月で売り切れとなった「請福梅酒」。福々しい名前が付けられた“日本最南端の梅酒”は、贈り物としても喜ばれそうだ。
請福酒造
