瞬時に網が飛び出して不審者を捕捉、防犯機器「ネットランチャーST」発売

netlaunchersts.jpg 「世界一安全」といわれる日本の治安。実際に凶悪犯罪の件数は減少しているが、近年は犯罪の残虐化、異常化が進み、体感治安は悪化の一途をたどっている。こうした中で、瞬時に網が飛び出して不審者に絡みつく防犯機器「ネットランチャーST」が、日本工機から12月10日に発売される。価格は2万790円で、網にひきヒモが付いた「ネットランチャーST-S」は2万2,890円(いずれも税込み)。

 この商品は、同社が発売している「ネットランチャー」の性能を向上させたもの。スイッチ(ボールチェーン)を引くだけで網が発射・展開し、不審者を拘束する。

 新商品は従来品より全長を13センチ短縮し、重さも約200グラム軽減。また、発射力を高め、屋外(風速3メートル/秒で射程距離3.5メートル)でも使用できるようにした。電池交換は4年間以上不要だ。

 「ST-S」は網にひきヒモを4本装着しており、発射後にグリップごと手前に引き寄せると網が締まって不審者の動きをより制限できる。既存の防犯グッズと合わせて常備すれば、安心感はさらに高まりそうだ。



日本工機