手のひらサイズのプロジェクター発売、距離180センチで48インチ相当を投影
発行:2008年11月17日 23:44
かつては大掛かりな機器が必要だったプロジェクターも現在は小型・軽量化が進み、プレゼンテーションやセミナーなどで使用する人の負担を軽減している。その究極の形とも言える手のひらサイズのマイクロプロフェッショナルプロジェクター「MPro110」が住友スリーエムから11月25日に発売される。115×50×22ミリという極小サイズながら、180センチの距離で48インチ相当の投影が可能。ビジネスシーンだけでなく、プライベートでも大活躍してくれそうだ。価格はオープン(同社直販サイトでは5万6,490円)。
「MPro110」は、光源にLEDを使用することで手のひらサイズと約160グラムの軽量ボディを実現した携帯プロジェクター。LEDの耐久時間は1万時間となっている。また、同社独自の工学エンジンを搭載しており、冷却ファン不要の静音設計もうれしい限りだ。
ノートパソコンやデジタルカメラ、ビデオカメラなどと接続できるため、会議や商談といったビジネスシーンはもちろんのこと、プライベートでも旅行先や移動中の社内、自宅、パーティ会場と、用途は無限に広がっていく。
液晶を使った反射型プロジェクター技術(LCOS方式)を採用し、解像度はVGA(640×480ピクセル)。距離31センチで8インチ相当から同180センチで48インチ相当の投影が可能で、連続投影時間は1時間となっている。
マイクロ プロフェッショナル プロジェクター