NHK教育テレビが「もう一度見たい番組」募集、リクエストをもとに再放送

etv50_request.jpg 教育を専門に扱った放送局として、1959年に開局したNHK教育テレビ。以来、乳児からお年寄りまでの幅広い層に、教育と娯楽の場として親しまれている。そんなNHK教育テレビが、来年1月に開局50周年を迎えることを記念して「もう一度見たい教育テレビの番組」を募る視聴者投票の受け付けを開始した。寄せられたリクエストをもとに、来年1月から随時「なつかしい番組」「忘れられない番組」として再放送する予定だ。

 NHK教育テレビが開局したのは1959年1月10日のこと。当初の放送時間は1日4時間20分のみで、全面カラー化も総合テレビや民放より大幅に遅れた77年10月に開始した。50年の間には人気番組も多数誕生しており、授業で見た学校放送のテーマ曲を大人になっても口ずさむ人が少なくないようだ。

 リクエストのリストに挙げられているのは「おとぎのへや」(58~90年)、「できるかな」(70~90年)、「おーい!はに丸」(83~89年)、「たんけん ぼくのまち」(84~92年)などから、現在放送中の「天才てれびくん」(93年~)や「ピタゴラスイッチ」(02年~)などに至るまで、50年間に放送された代表的な200番組。開局年の10月に放送開始した長寿番組「おかあさんといっしょ」は、「ブーフーウー」(60~67年)、「にこにこぷん」(82~92年)、「ぐ~チョコランタン」(00年~)などコーナーごとに分けられている。また、リストにない番組でもリクエスト可能という。

 郵送のほかファクスや公式サイトで受け付けており、公式募集ページ(http://cgi2.nhk.or.jp/etv50/request/index.cgi)ではジャンルはもちろん、自分の生まれ年から放送されていた番組を検索することも可能だ。リクエストの受け付けは来年10月31日まで。



もう一度見たい教育テレビ