撮ったらすぐ印刷、タカラトミーがプリンター内蔵デジカメ「xiao」発売

xiao002.jpg デジカメで撮影したら、その場ですぐにプリントできる。そんなプリンター内蔵のデジカメ「xiao(シャオ)」をタカラトミーが11月28日に発売する。同社がかつて販売していた世界最小のポラロイドカメラ「xiao」や、富士フイルムの「チェキ」を彷彿とさせるコンセプトのデジカメだ。価格は34,800円(税込み)で、専用のフォトペーパーは20枚入りで880円(同)。

 「xiao」はインクを使わずに、5×7.5cmのカードサイズの写真を本体だけで印刷できるデジカメ。出力した写真は裏面がシール加工されており、剥離紙をはがせばシールとしても楽しむことができる。フォトペーパーには米国ZINK Imaging社が開発した特殊な「ZINK紙」を使用。インクの交換や目詰まりなどの煩わしい手間は一切必要ない。なお、プリント時間は45秒~60秒/枚程度。

 写真の編集機能は、2分割・4分割・8分割・16分割・32分割・64分割に分割してプリントできる「マルチ機能」、12個の正方形のインデックス写真をランダムに表示させる「シャッフル1機能」、大・中・小の写真をランダムに表示させる「シャッフル2機能」、撮影した写真を白黒・セピア・ネガ・カットアウト・モザイク・スタンプの6種類に変換する「エフェクト機能」、あらかじめ用意されたフレーム(5種類)に写真をはめこむ「フレーム機能」、S/M/L/XLの白フチ写真をプリントできる「フチありサイズ」の計6種類用意している。

 本体は赤外線受信に対応。赤外線送信ができるほかのデジカメやケータイから写真を送信し、「xiao」で印刷するという使い方も可能だ。また、SD/SDHCメモリカードスロットを搭載(4GBまで対応)しているため、ほかのデジカメで撮影した画像を取り込んだり、逆に「xiao」で撮影した画像を持ち出すこともできる。

 スペックは500万画素のCMOSカメラ、4倍のデジタルズーム、2.48型の低温ポリシリコン液晶、16MBの内蔵メモリなど。



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