「スペランカー」がプレイステーション3で復活、グラフィックも新たに今冬配信
発行:2008年10月03日 22:41
1983年に海外で発売され、日本では1985年にアイレムから発売された洞窟探検アクションゲーム「スペランカー」。「主人公がすぐ死ぬ」「最弱の主人公」という、異常なまでの難易度の高さから、当時は「クソゲー」と揶揄されることも多かった作品だが、近年は再評価の機運が高まり、ファミコンを語る上で欠かすことのできない「名(迷)作」として人気を博している。そんな「スペランカー」がプレイステーション3で復活。今冬、アイレムソフトウェアエンジニアリングからダウンロード専用ソフトとして発売されることになった。
新作のタイトルは「みんなでスペランカー」。今年のエイプリルフールに同社のウェブショップ「アイレム横町」で、「スペランカー」生誕25周年を記念して「販売」されていたものと同じタイトルの作品だ。エイプリルフール企画では「ステージ数は100面に大幅増加」「最大6人まで参加可能なオンラインマルチプレイ」としていたが、一部は今回の製品版でも実現している。
プレイステーション3で配信される「みんなでスペランカー」はグラフィックを大幅に強化。最大4人まで参加可能なマルチプレイにも対応する。また、旧来のファンにも嬉しいクラシックモードも搭載しているという。
詳細は10月9日から千葉の幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2008」で明らかとなる。アイレムのブースでは「みんなでスペランカー」をプレイアブルな状態で出展する予定だ。
みんなでスペランカー