世界で最も価値の高いブランドは「Coca-Cola」、100位内に日本のブランドは7つ
さまざまな企業のブランドは、世界の中でどの程度の価値があるものなのか。そんなブランドの価値について、米国のインターブランド社が「2008 Best Global Brands(最も優れた国際ブランド2008)」をまとめ、上位100のブランドをランキング形式で発表している。トップに輝いたのは、8年連続で「Coca-Cola」だった。
どのようなランキングとなったのかを簡単に確認しておこう。
◎2008 Best Global Brands(トップ10抜粋)
1位 Coca-Cola(米国)
2位 IBM(米国)
3位 Microsoft(米国)
4位 GE(米国)
5位 NOKIA(フィンランド)
6位 TOYOTA(日本)
7位 intel(米国)
8位 McDonald’s(米国)
9位 Disney(米国)
10位 Google(米国)
さすがにトップ10は日本でもなじみ深い企業ばかり。前年の同調査との比較では、「IBM」と「Microsoft」の順位が入れ替わり、「Google」が20位から10位にアップした点が大きな動きとなった。日本のブランドは唯一「TOYOTA」がトップ10圏内を守っている(前年も6位)。
今年からトップ100入りを果たしたブランドは、22位の「H&M」(スウェーデン)、44位の「Thomson Reuters」(カナダ)、73位の「BlackBerry」(カナダ)、94位の「Giorgio Armani」(イタリア)、96位の「Marriott」(米国)、99位の「FedEx」(米国)、100位の「Visa」(米国)の7つ。
日本のブランドは6位の「TOYOTA」を筆頭に、20位の「HONDA」、25位の「SONY」、36位の「Canon」、40位の「Nintendo」、78位の「Panasonic」、90位の「LEXUS」の7つがランクインした。中でも「Nintendo」は前年の44位から4ランク上げており、価値上昇率の高いブランドとして、「Apple」や「amazon.com」「ZARA」などと並び、高く評価されている。
BEST GLOBAL BRANDS 2008