英国発の超高級ケータイ「VERTU」が日本上陸へ、価格は160万円~500万円
発行:2008年09月18日 23:06
2002年にノキアが立ち上げた富裕層向けのゴージャスケータイ「VERTU」が、いよいよ日本にも上陸する。日本第1弾として発売されるのは「New Signature Collection」3モデルで、価格は160万円から500万円。発売に合わせ、東京・銀座に旗艦店となるショップもオープンする予定だ。通信方式はW-CDMA方式とGSM方式で、日本でのキャリアがNTTドコモになるか、ソフトバンクモバイルになるかはまだ未定。
「VERTU」はこれまで、主にヨーロッパ、アジア、中東、米国、中南米など、世界50か国で販売されてきたブランド。ダイヤモンドや金などの宝飾品をあしらっているほか、端末に配置された「コンシェルジュボタン」を押すと、24時間、世界中のどこでもコンシェルジュによるサービスを利用できるのが大きな特徴だ。
日本向けに発売される「New Signature Collection」は「ステンレススチール」(160万円)、「イエローゴールド」(450万円)、「ホワイトゴールド」(500万円)。端末前面にサファイヤクリスタルを、ダイヤルキーには計4.75カラットのジュエルベアリングを使用した高級感溢れるストレート端末だ。通常の携帯電話のように工場で大量生産されるのではなく、組み立ての作業はすべてマスタークラフツマンと呼ばれる専属職人によって行われ、端末には職人の名前が刻まれるという。
また、着信音にはアカデミー賞音楽賞を受賞した作曲家のオリジナル曲を採用。演奏はロンドン交響楽団というこだわりようだ。
超高級な富裕層向けの携帯電話は、海外では1つのジャンルとして確立され、日本でも高級ブランドの名を冠した端末や、宝飾品をあしらった端末が増えてきている。
VERTU